ワインの特徴
フミージャは強力で表現力のあるワインを生産しており、その大半はモナストレルのブドウから作られています。若い赤ワインは、はっきりした色と果実の香りを示しています。その一方クリアンサのワインは多肉質で、複雑な香りが特徴となっており、樽木の雰囲気が感じられます。その一方、ロゼワインはバラ、フランボワーズやサクランボの色合いやフルーツの香りを呈し、美味しく新鮮な味わいが口に広がります。白ワインの出来も素晴らしいもので、マカベオのブドウから作られており、新鮮な味わいに澄んだ色、輝きを特徴とします。
見どころ
素晴らしい芸術遺産、美術館、庭園、飾られた通り、考古学的遺跡などで構成される、フミージャの史跡群。聖週間、ブドウの収穫祭やイスラム教徒とキリスト教徒などのお祭りや伝統。ハイキングをしながら巡るのにぴったりで、サイクルツーリズム、パラシュートやハンググライダーなどのスポーツ愛好家にとっても理想的な、カルチェ山地地方公園をはじめとする豊かな自然空間。また、サンタ・アナ山地、ペドレラ山地やシングラ山地も興味深いものです。素晴らしいご当地グルメは、地中海とラ・マンチャ地方の影響を受けたものです。詳しくは、各地の観光案内所にお問い合わせください。
パチェコ城
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Ruta del Vino de Jumilla
アクセス方法
フミージャのワインルートは、スペイン南東部にあるムルシア州の内陸に広がっています。ここに到達するには、さまざまな交通手段があります。最寄りの空港は、96kmのところにあるムルシア・サン・ハビエル空港です。他にも50km圏内にあるエジン、シエサやビジェナといった街には鉄道駅があり、バレンシア、アリカンテやムルシアと結ばれています。フミージャはムルシア州、カスティージャ-ラ・マンチャ州、アンダルシア州とバレンシア州の間にあるため陸路交通が便利な場所にあり、自動車道A-3、A-30およびA-31が国道N-334に接続し、この国道でフミージャまで直接アクセスできます。距離は、出発地点により異なります: マドリードから355km、バレンシアから160km、アリカンテからは90km、そしてムルシア市内からは70kmです。長い歴史上さまざまな道路や文化の十字路となってきたこの街では、ワイン文化自体や、フミージャの歴史上そのワイン文化が占める重要性を発見できる施設、ワイナリーやワインショップを見つけることができます。さらに、テイスティングや試食会に参加することもできます。ワインルート上にあるこの街は、このページの地図でご覧いただけます。
フミージャのぶどうの収穫祭
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