ワインの特徴
13世紀以降、マドリード地方ではブドウの栽培とワインの生産が根強く行われており、1990年にはマドリード原産地呼称ワインが誕生しました。実際、このルートには1万2千ヘクタールにおよぶワイン用ブドウの栽培に適した土地があります。栽培から醸造までのすべての工程で先進的な技術を研究・導入することで、現在の嗜好や需要に合ったワインを生産しています。さらに、生産量、品種、輸出量が絶えず増加していることから、主要な国際ワインフェアで賞を受賞し、注目されているワインがあることも証明されています。このルートでは、本格的なよく熟成した赤ワイン、滑らかで香り高いロゼワイン、早飲みタイプのすっきりした白ワインを味わうことができます。
見どころ
このルートには、ワイナリー、レストラン、自治体、代表的な製品を販売する施設、農村住宅、ホテル、旅行会社、美術館・博物館、観光局など、約100のパートナーが、異なるサブエリアとマドリード市内に点在しています。それぞれが代替・補完的な観光プランを提供しています。そのため、このルートでは、以下のような様々な体験ができます。-スペインで最も美しい村のひとつであるヌエボ・バスタン、ウルピアーノ・チェカ美術館のあるコルメナル・デ・オレハ、トーレ・デル・オメナヘとカサ・デ・ラ・テルシアのあるビジャレホ・デ・サルバネス、コラセラ城とサン・フアン貯水池、ピカダス貯水池のあるサン・マルティン・デ・バルデイグレシアスなど、偉大な遺産を持つ自治体への文化的訪問。-ナバルカルネロ、コルメナル・デ・オレハなどの100年の歴史を誇る洞窟があるワイナリーや、モラタ・デ・タフーニャ、ビジャコネホスなどの近代的な設備を持つワイナリーへの訪問。 -ブドウ畑での乗馬、馬車で行くルート、ブドウ畑でのバードウォッチング、星空の下での試飲など、自然の中で楽しめるアクティビティ。-コルメナル・デ・オレハのワインフェア、ナバルカルネロの「エントレ・ビノス」の日、ビジャ・デル・プラドの果樹園ワインフェア、ボアディージャ・デル・モンテのワインフェアなどのワインフェスティバルやフェア。
アクセス方法
マドリードのワインルートは、マドリードの街を取り囲むように、4つの異なるサブエリアで構成されています。アルガンダ、ナバルカルネロ、サン・マルティン、そしてエル・モラールです。いずれもマドリードの街から数キロしか離れていないので、車で1時間以内、公共交通機関(バス、電車など)でも簡単に行くことができます。アルガンダへは地下鉄でも行けます。幅広いサービスを提供するマドリード州の交通ネットワークについては、以下のサイトでご確認ください。 https://www.crtm.es/