バスケットボールのゴールネットの細部

有名なバスケットボールチームがあるスペインの都市

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スペインのバスケットボールは世界最高峰のひとつに数えられています。その証拠に、スペイン代表チームはヨーロッパ最強であり、世界ランキングでは2位につけています。1935年の結成以来、マルク・ガソル、パウ・ガソル、フアン・カルロス・ナバーロ、フェリペ・レジェス、ルディ・フェルナンデスなどの有名選手がこのチームでプレーしてきました。ナショナルチームに加えて、スペインの主要目的地にも、そこを拠点とする多くのチームがあります。読み進めて、バスケットボールへの情熱がほとばしるスペイン各地を発見してみましょう。

  • モンジュイックから望む市内、カサ・バトリョの細部、およびカンプ・ノウとパラウ・ブラウグラナの眺め(いずれもカタルーニャ州バルセロナ) © 中央:Luciano Mortula/右:marchello74

    バルセロナ:随所にフリースローが見られる町

    バルセロナは地元サッカーチームの華麗なボールタッチで世界的に知られており、またそのチームはカンプ・ノウを本拠地にしていますが、バスケットボールにおいても、カタルーニャ州バルセロナ県に本拠地を構える強豪チームが2つあります。ひとつは FC バルセロナで、国内リーグでの優勝回数はなんと18回にも上ります。もうひとつ、同じく際立っているのがクルブ・ホベントゥート・バダローナで、こちらもヨーロッパでもっとも権威あるバスケットボールチームのひとつです。間違いなく、バルセロナはさまざまな側面をもつ都市です。バルセロナにご旅行の際は、ガウディの芸術印象的な展望台(モンジュイックやティビダボなど)を見学するだけでなく、有名なバスケットボールスタジアム、すなわちパラウ・ブラウグラナとパベジョン・オリンピコ・デ・バダローナも訪れてみましょう。

  • レティーロ公園、アルカラ門、およびウィシンクセンターの細部(いずれもマドリード州マドリード) © 左:Color Maker/右:Javierglezphoto

    マドリード:首都でもボールがバウンドします

    レアル・マドリード・バロンセストがスペインでも特に名高いチームであることに疑いの余地はありません。なにしろ、スペインのプロバスケットボールの1部リーグで35回を超える優勝を果たしているのですから。このチームのプレーを観戦すれば、それは極めて貴重なスポーツ・エクスペリエンスになるはずです。実際にマドリードを訪れたなら、屋内競技場「ウィシンクセンター」に足を運んでみましょう。ここから地下鉄で数駅のところには、アルカラ門レティーロ公園といった象徴的なスポットがあります。首都の1日観光をさらに充実したものにするこの優れたプランで、バスケットボールを満喫してください!

  • サンタ・マリア大聖堂の細部、ラ・フロリダ公園、およびフェルナンド・ブエサ・アレーナ屋内競技場(いずれもバスク州アラバ県ビトリア) © 右:Basotxerri

    ビトリア:バスケットボールを楽しむバスク州の州都

    バスクのチームであるクルブ・デポルティーボ・サスキ=バスコニアは、スペインのバスケットボールリーグで4つのタイトルを獲得するなど、1952年の創設以来、その優れた才能を発揮し続けています。本拠地とするフェルナンド・ブエサ・アレーナ屋内競技場は、このバスク州の州都の中心部にほど近い場所にあります。なお、市内で楽しめる印象的なスポットとしては、サンタ・マリア大聖堂という名の壮大なゴシック様式の寺院や、ラ・フロリダ公園という名の散歩をしたりこの町の魅力を味わったりするのに最適な庭園などが挙げられます。

  • 芸術科学都市のアゴラの細部、トゥリア庭園、およびフエンテ・デ・サン・ルイス屋内競技場での試合(いずれもバレンシア州バレンシア) © 左:Mark Pitt/右:Efecreata

    バレンシア:情熱あふれるバスケットボールチーム

    バレンシアにご旅行の際、絶対に外せない重要なプランがあります。それは、芸術科学都市への訪問、トゥリア庭園での散歩、そしてご当地グルメのテイスティングです。ちなみに、バレンシア名物は、米料理やオルチャータ、絶品ワインとなっています。それに加えて、バスケットボール好きの方はフエンテ・デ・サン・ルイス屋内競技場も見逃せません。市内中心部のすぐ近くに位置するこのスタジアムでは、スペインを代表する強豪バスケットボールチームであるバレンシア・バスケット・クラブの活躍を目の当たりにすることができます。その華麗なプレーには驚かされることでしょう。

  • ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・コンセプシオン教区教会の細部、市内の眺望、およびサンティアゴ・マルティン屋内競技場での試合(いずれもカナリア諸島州テネリフェ島サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ) © 右:Live Media

    サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ:島々でもバスケットボールは人気です

    クルブ・バロンセスト・カナリアスは、カナリア諸島全域でゴールネットへの情熱をかき立てる存在です。本拠地とするサンティアゴ・マルティン屋内競技場は、1999年に世界遺産に登録されたテネリフェ島の町サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナにあります。カナリア諸島での休暇を計画中の方は、ぜひともこの都市を旅程に組み入れてください。スペインの信じられないほどすばらしいバスケットボールチームと独特の文化的環境を楽しむことができます!今回ご紹介したものは、バスケットボールが主役を担うスペイン各都市のほんの一例です。ぜひ、そうした場所をすべて訪問し、フリースローのたびに才能を見せつけるスペインのチームを生で観戦してみましょう。試合が始まります!

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