スペインの自然スポットにある砂丘を歩く
スペインでは、多くの場所でこうした砂層を見つけることができます。自然公園のなかでも、カボ・デ・ガタ=ニハル自然公園、エブロ川デルタ地帯自然公園、ドニャーナ自然公園などは表情豊かな土地として知られており、そこで独特のエクスペリエンスを楽しむことができます。つまり、砂丘地帯を歩くことができるのです。小さな砂漠を抱えたスペインの自然地帯を発見してみませんか?
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エブロ川デルタ地帯自然公園
プンタ・デル・ファンガルにあるファンガル灯台はエブロ川デルタ地帯(タラゴナ県)のシンボルのひとつです。人の手が加えられていないこのビーチの灯台として、広大な砂丘地帯の真ん中にたたずんでいます。そのため、この美しい塔はまるで砂漠の真ん中にそびえ立っているかのようで、その光景はまさに蜃気楼そのものです。
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ドニャーナ国立公園
グアダルキビール川(ウエルバ県)の河口の右側には、園内でも特に人気の、砂層に囲まれた散歩エリアがあります。マタラスカニャス・ビーチの端には木製の歩道が1.5キロメートルにわたって伸びており、その歩道を使って砂丘を横切ることができるようになっています。 また、砂丘のなかには動くものもあり、そうした砂丘の大きさや位置は風の吹き具合によって変化します。動く砂丘についてもっと知りたいという方は、象徴的なアンサレスの丘を探しに行くとよいでしょう。きっと驚かされるはず!
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カボ・デ・ガタ=ニハル自然公園
カボ・デ・ガタの各スポットにはアルメリア県固有の自然が反映されています。つまり、砂漠と海が組み合わされているのです。その好例として、次のような砂丘に勝るものなどあるでしょうか。ラス・アモラデラス・ビーチ近くの砂丘、そしてトレガルシア・ビーチとサン・ミゲル・デ・カボ・デ・ガタ・ビーチの間にある砂丘。この風景の価値を映画監督たちが見過ごすはずがありません。彼らはこうした砂丘を立派な映画セットへと変えてみせました。『続・夕陽のガンマン』『アラビアのロレンス』『コナン・ザ・グレート』がカボ・デ・ガタの砂丘で撮影されたことはご存知ですか?
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マスパロマス砂丘特別自然保護区
グラン・カナリア島の南部に、観光客でにぎわうマスパロマス・ビーチがあります。そこでは、海を背景に、人気の砂丘地帯が広がっています。保護区に指定されているこの自然地帯は400ヘクタールあり、ビーチのほかにも、理想的なバードウォッチングスポットとして有名なマスパロマスのヤシ園と貯水池を擁しています。この並外れた砂漠を散歩するというアイデアが気に入ったなら、ヒトコブラクダの背中に乗って散歩する自分の姿を想像してみましょう。マスパロマス砂丘ならそれが実現します!
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コラレホ自然公園
8キロメートルの海岸線に沿ってコラレホの砂丘が広がっています。そこでは、砂丘地帯を貫くルートをたどることができますが、その砂丘地帯はカナリア諸島最大の規模を誇るものです。ルートを進む途中、穏やかなビーチで波の音を楽しむこともできるでしょう。おすすめはメダーノ・ビーチやエル・ビエホ・ビーチで、いずれもロボス小島自然公園を遠くに望むことができます。
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