スペインでのバカンスを過ごす様々なプラン
スペインに旅行したことがある方なら、この国を再び訪れてあまり知られていない場所に行ってみたい、とは思いませんか?初めてのスペイン旅行ではあるものの、この国のほかの側面も探ってみたい、とは思いませんか?スペインを旅しつつ、よくある典型的なプランからは抜け出せるようなアイデアをいくつかお届けします。#SpainExperience
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ラ・ガロッチャ地方の休火山
次に向かう先はカタルーニャ州、具体的にはラ・ガロッチャ火山地帯自然公園です。ヨーロッパ屈指の魅力をたたえる火山の風景は、40もの火山円錐丘によって生み出されたものです。ロマネスク芸術や、ピレネー山脈近くの小さな村々の存在もまた、この地域をおすすめする理由です。さらに、独自のアクティビティが多数用意されており、この地方を深く知ることができるようになっています。観光列車や馬車に乗る、農場を訪問する、ヨガを楽しむ、熱気球で空を飛ぶ、そして着陸後には地元ならではの軽食をつまむなど、盛りだくさんです。
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カルロス5世のルートとユステ修道院
1556年、皇帝カルロス5世は人生で最後の長旅に出ます。カンタブリアからエクストレマドゥーラーラまで、スペイン全土を550キロメートルにわたって移動した後、サン・ヘロニモ・デ・ユステ修道院に隠棲しました。この皇帝のルートのいずれかを自分でもたどってみることができるほか、クアコス・デ・ユステから約2キロメートル離れた場所にある修道院を直接訪れて見学することもできます。そして、この旅をよりいっそうリアルに追体験するには、2月にこの旅を記念して開催されるお祭りに参加するのが一番です。地元の人たちが当時の衣装に身を包んだり、伝統的なアペリティフを味わったり、クラフトマーケットが開かれたりします。
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宮廷都市「メディナ・アサーラ」
コルドバ市(アンダルシア州)のメスキータ=大聖堂を訪ねる旅は、季節を問わずおすすめです。ただし、旅の総仕上げとして、そこからわずか7キロメートル先にあるメディナ・アサーラにも足を運べるのであれば、このプランは完璧なものになります。その歴史は936年にまでさかのぼることをご存知でしたか?この日から、アブデラマン3世はカリフ国の行政および居住の任務のためにこの都市の建設を命じました。砂岩、大理石、池、庭園など。散歩するだけで過去の栄華を想像することができます。興味深いデータをご紹介しましょう。全112ヘクタールある面積のうち、発掘作業が行われたのはそのわずか3分の1に過ぎません。
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タラムンディと粉挽き場博物館
アストゥリアス州の山と谷の間にたたずむタラムンディは魔法がかった森が広がる場所で、「グリーンスペイン」と呼ばれる一帯に位置しています。スペインでの農村観光におすすめの場所をリストアップしなければならないとしたら、タラムンディは間違いなくそのリストに入ることでしょう。さらに、この地域の特徴としては、伝統工芸の世界に足を踏み入れることができるという点が挙げられます。「刃物の家博物館」(世界最大級のナイフを所蔵)を訪れるという選択肢があるほか、スペイン有数の粉挽き場博物館であり、19基の水車に加え奇妙で素朴な水力発電所を有する「マソノボ粉挽き場博物館」を訪問するというオプションもあります。
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トラムンタナを深く知るための3本のルート
マヨルカ島 (バレアレス諸島)のトラムンタナ山脈の文化的景観がユネスコによって世界遺産に登録されることそしてそれが多くのアーティストにインスピレーションを与えたのは偶然ではありません。島の有名なターコイズブルーの入り江に限らず、北西の海岸に平行して伸びているこの険しい山脈にも心奪われてしまうはずです。そこで、この山脈を巡るのにぴったりのユニークなルートを3つご提案します。それは、ソージェル列車」に乗る、「ピエドラ・エン・セコ(石積み)のルート」を踏破する、そして、「バルデモッサからポジェンサまでの文学ルート」をたどりつつ、この島とロバート・グレーヴスやフレデリック・ショパンとの間にどのような関連があるのかを探る、というものです。
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ウレデーラ川のナセデロ(源流)にある、滝、およびターコイズブルーの池
ここはナバーラ州で最も美しいエリアのひとつですか?そうです。そして、おそらく最も知名度の低いエリアのひとつともいえます。その「ウレデーラ」という名は、バスク語で「美しい水」を意味するため、すでにヒントを与えてくれています。自然の中を巡るこのコースは、川の上流にある池や急流、滝を通過しますが、こうしたスポットはスペインのほかの地域では滅多にお目にかかれない種類のターコイズブルー色を帯びています。また、この地域への小旅行をさらに充実させたいなら、ワイナリーのガイドツアーに参加して、この地域の名産品であるパチャランの製造工程を見学するほか、チーズ工房のガイドツアーに参加することもできます。
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ラ・リオハ州の足跡化石
1億2000万年以上前、ラ・リオハには恐竜が生息していました。そして足跡を残してくれました。実際、恐竜たちは岩に何千もの足跡を残しており、それらが化石化したものが足跡化石(イクナイト)として知られています。ラ・リオハ州に旅行しようと思い立ったら、エンシソ、ムニージャ、アルネディージョ、コルネゴ、イヘアなどの町へ行けば、足跡化石をご自分の目で直接確かめることができるでしょう。イヘアには古生物学ビジターセンターもあります。さまざまな発掘現場で足跡化石を見ることができるうえ、一部の発掘現場では、実物大の恐竜そのものの3D表現が展示されています。お子様連れの場合、古生物学アドベンチャーパーク「バランコ・ペルディード」を訪れてみましょう。プール、アドベンチャーコース、3Dの白亜紀博物館、家族全員で参加できる古生物学ワークショップなどがあり、充実した旅となるでしょう。