スペインのクリスマスマーケット
スペインのクリスマスはクリスマスマーケットが見どころのひとつです。スペインの都市や村では、中心部の広場、河岸、海浜散歩道といった魅力的な場所に設営された美しい木製ブースを訪れて特別なプレゼントを探すのが12月の伝統です。クリスマスならではの香りや色彩、風味が融合し、クリスマスマーケットの真髄を形成しています。もちろん、伝統的なクリスマスキャロルの調べも欠かせません。スペインを代表する、すてきなクリスマスマーケットをいくつかご紹介しましょう。
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グラナダ
市の中心部にあるフエンテ・デ・ラス・バタージャス広場とビブ=ランブラ広場では、12月から1月6日の間、グラナダのクリスマスマーケットのブースが70棟近く立ち並びます。そこでは、クリスマスの装飾品、典型的なお菓子、工芸品、本、植物、化粧品などを購入できます。
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マドリード
キリスト降誕の場面に使われる装飾やあらゆる種類の人形、クリスマスの楽器、おもちゃ、お菓子、そして…いたずらグッズまで!11月末から12月31日まで、マドリードのマヨール広場のクリスマスマーケットには100軒を超えるブースがずらりと並びます。また、その数メートル先にあるプエルタ・デル・ソル広場には歴史的な時計が掛けられており、毎年スペイン全土に向けて除夜の鐘を鳴らすのが恒例です。
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マラガ
マラガの港にあるムエジェ・ウノクリスマス マーケットでは、海辺でインスピレーションを求め、最も独創的な贈り物を見つけることができます。地元の食品や腸詰製品、装飾品、工芸品、ファッションなどが取りそろえられており、11月末から1月初旬にかけて、日没時にブースを見て回りながら散歩やショッピングを堪能できます。
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マヨルカ島
ポルタルス港のクリスマスマーケットには、ユニークな装飾アイテム、アクセサリー、木のおもちゃなどを取り扱う木製ブースが40軒以上も立ち並びます。さらに、各種アクティビティも幅広く用意されており、アイススケートリンクもあれば、ショッピングの合間に一息つくための飲食店も数多く営業しています。
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サン・セバスティアン
約56軒ものブースが、ウルメア川沿いの独特な環境の中に立ち並びます。12月から1月の第1週まで開催される サン セバスティアンクリスマス マーケットでも、複数の文化活動や美食活動が並行して開催されます。
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サンティアゴ・デ・コンポステーラ
サンティアゴ・デ・コンポステーラのクリスマスマーケットを構成するのは、クリスマスの装飾、グルメ製品、工芸品(宝石、木、陶磁器、ガラス、革、おもちゃ、織物、デザインなど)を販売する約70軒のブースです。この市場はカレイラ・ドス・コンデス通りに設営され、また併設の創作活動スペースでは、誰もが楽しめるさまざまなワークショップが開催されます。
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バレンシア
バレンシアの科学博物館の隣で12月中旬から1月の第1週まで開催されるのが「芸術科学都市のクリスマスマーケット」です。工芸品やクリスマスアイテムのブースがさまざまな移動式屋台と交互に立ち並ぶほか、あやつり人形劇、読み聞かせ、東方の三賢者やサンタクロースへの手紙の収集など、子供向けアクティビティも行われます。
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サラゴサ
クリスマスになると、ピラール広場では巨大なキリスト降誕の場面と大きなスケートリンクに加え、クリスマスマーケットも設営されます。40棟を超えるブースに、工芸品、宝飾品、おもちゃ、衣類、装飾品、グルメなどが並べられます。ピラール教会堂の周辺には「サンタクロース村の家」や「願いのクリスマスツリー」といった見どころも登場します。
つまりは、どのクリスマスマーケットも居心地の良い屋外スペースとなっており、そこでは面白いお土産を手に入れることも、単にその雰囲気を楽しんだりクリスマスのお祭り気分を満喫したりすることもできるのです。
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