スペイン有数の現代アート美術館ツアー
美術館の回廊の中を巡って文化に触れる旅をしたいとお考えなら、スペインに来れば、スペインはもとよりヨーロッパでも屈指の現代アート美術館のいくつかにあらゆる可能性を見出せることでしょう。美術館は、そんな訪問者を歓迎します。
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ビルバオのグッゲンハイム美術館
ネルビオン川の畔にあるこの美術館は、建築物自体が芸術作品です。設計者フランク・O・ゲーリーは、この建物から平面を取り除くことで曲線美に溢れる街のアイコンを創り出しました。見学は外観から始まります。建物の入口を見守る仔犬のパピーや、ジェフ・クーンズによる大きな花のオブジェ、ルイーズ・ブルジョワの巨大なクモの彫刻といった人気の高い作品が一同に介して、華やかに美術館へと迎え入れてくれます。館内に入ると、エドゥアルド・チリーダ、マーク・ロスコ、リチャード・セラといった現代アートのアーティストの素晴らしい展示作品が目に入ってきます。
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レオンのカスティージャ・イ・レオン現代美術館(MUSAC)
その主な魅力の1つは、カラフルなファザードです。レオン大聖堂の鷹匠のステンドグラスの構成に使われた色調をベースに、37色のガラス3,351枚を使ったモザイクとなっています。建築家マンシージャとトゥニョンによって設計されたその複雑な構造とともに、欧州連合の現代建築賞であるミース・ファン・デル・ローエ賞を獲得しました。 この美術館は主に20-21世紀の芸術作品を扱っており、国内外の現代アートの作品を収蔵しています。特に、ピラール・アルバラシン、ララ・アルマルセーギ、セルヒオ・ベリンチョンの作品といった、ヨーロッパのアートシーンを代表する作品を展示しています。
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バルセロナのバルセロナ現代美術館(MACBA)
MACBAはプラサ・デルサンジェルス沿いにあり、資料センターやアンジェルス修道院といった、美術館の活動に密接に関連する建物に隣接しています。周囲のこうした歴史的建造物は、現代アートや建築家リチャード・メイヤーが設計した美術館本館のモダンな外観とコントラストをなしています。館内には、主に20世紀後半の、現地そして国内外の作品が展示されています。その時代の傑出したアーティストの展覧会を開催し、それまでの作品にはほとんど使用されていなかった素材を初めて絵画のトレンドに取り入れたジャン・デュビュッフェの有形抽象芸術を紹介したり、ヨーロッパのポップアート運動のアーティストの作品を楽しむ機会を提供してきました。またMACBAでは、芸術作品の鑑賞のみならず、館内のホールを利用して、講演会、コンサート、教育活動といったその他エンターテインメントも提供しています。
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マドリードのソフィア王妃芸術センター
この美術館は新古典主義建築のマドリッド総合病院を改築して1992年に設立され、現在は現代アートの貴重なコレクションを展示しています。中でもサルバドール・ダリ、パブロ・ピカソ、エドゥアルド・チリーダ、ラモン・カサス、サンティアゴ・ルシニョール、ジョアン・ミロなどの芸術家の作品といった、スペインアートの至宝を見て回る機会を逃すわけにはいきません。さらに、この美術館にはこれ以外にもたくさんの作品のスペースもあるのです。カンディンスキーのような個性豊かな作品、表現主義やキュービズムのコレクション、ルネ・マグリットによるシュールレアリズムのアートもあります。 以上、スペインで最も印象的な現代アート美術館をいくつかご紹介しました。アートの素晴らしさは言葉では表せません。自分自身で体験するものです。なので、訪問リストに忘れずに入れておいてください。
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