サグラダ・ファミリア、サンティアゴ大聖堂、そしてその他多数あるスペインの大聖堂をぜひ訪れてみてください!
歴史の中でスペインに建てられた寺院は、都市に計り知れない芸術的価値を与えています。ユネスコ世界遺産に登録された建造物が、その建築、歴史、宗教をもって最高の形で訪問者を迎えます。
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バルセロナにあるサグラダ・ファミリア
サグラダ・ファミリアはガウディの最高傑作と言われ、彼のその他の作品同様、ユネスコの世界遺産にも登録されています。この建築家の自然の造形に根ざした様式に魅了されているなら、教会内部の見学はおおいに楽しめることでしょう。石でできた巨木の森を散歩しているような感覚にとらわれます。柱が、まるで枝を延ばし教会の重みを支える木の幹であるかのようです。 工事が完了すると、教会には18基の塔が並びます。またそれぞれの塔は、聖書の重要な人物を称えるためのものとなります。現在のところ、一部の塔ではすでにその高みからバルセロナの街並みを眺められるようになっています。
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サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂は、サンティアゴ巡礼路の終着点であり、スペインの大聖堂としては世界で最も名を知られています。 ロマネスク様式の建築物で、有名なオブラドイロのファザードが、訪れる者をその内部へと迎え入れてくれます。そこにはスペイン・ロマネスク様式の最高傑作である栄光の門が構えていますが、大聖堂には他にも重要な建築様式が融合して取り入れられています。栄光の門には、原罪、贖罪そして最後の審判を題材とした表現豊かで象徴性に満ちた花崗岩の石像が200体以上あります。
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コルドバ大聖堂(メスキータ)
コルドバ大聖堂(メスキータ)は街のシンボルで、コルドバの名がスペイン国外でも知られるゆえんとなっています。この宗教建築物は、その12世紀におよぶ歴史において、西ゴートのバシリカ、イスラム教のメスキータ、そして1236年のコルドバのレコンキスタの後はキリスト教の大聖堂となりました。そして、改築を重ねたに関わらず、こうした文化の遺構の一部が保存され、芸術史において貴重な価値のある寺院へと変容を遂げることができました。紅白の縞のアーチを支える高い柱が林立するメスキータの中を巡ると、まるで別の時代を旅しているかのようです。
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セビージャ大聖堂
世界最大のゴシック様式の大聖堂は、セビージャのアルハマのモスクが取り壊された跡地に建造されました。しかしながら、モスクの一部が保存されたため、今でも美しいオレンジのパティオやヒラルダの塔として知られるミナレットを訪れることができます。ヒラルダの塔はヒラルディージョを冠した鐘楼です。ヒラルディージョはキリスト教の勝利を象徴する女性像で、ここから塔の名前が付けられました。 セビージャの魅力を堪能したいときは、塔の上からオレンジのパティオの眺めも含めセビージャの街を一望してみてはいかがでしょう。スペインの大聖堂を一覧にすると、聖堂内に林立する柱のように、たくさんの大聖堂が並び揃います。ブルゴス、マヨルカ、オビエド、サラゴサ、トレドそして他にもスペインの街の多くに、一歩足を踏み入れるだけで感動に心が震えるような大聖堂があります。