9つの最も独特な風景を通してテネリフェ島を巡る行程
テネリフェはカナリア諸島最大の島で、コントラストに満ちた土地です。火山を起源とするその自然に触れることは、珍しく、かつ通常とはまったく異なる風景の中に入っていくということです。
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雲海
この印象的な現象は、この島では頻繁に観察されます。これは、風で運ばれてくる雲が、島の北側にある山々に遮られ、高度600〜1,800メートルのところに留まるためです。足元に広がる雲海を見ながら歩くことになります。
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テイデ山
世界遺産に登録されているほか、ヨーロッパで最多の訪問者数を誇る国立公園で、世界で3番目に高い円錐火山であり、さらにはスペインの最高地点(3,718メートル)でもあります。徒歩での訪問に加え、ケーブルカーに乗って上ることも、山小屋で一夜を過ごすこともできます(事前の許可が必要です)。
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照葉樹林
最も広大な照葉樹林はアナガ農村公園とテノ山塊にあります。巨大な緑の森が、火山地帯の中で驚くべき姿を呈しています。なぜこれほど多くの植生が見られるかをご存知ですか?水平方向に降る雨、という独特の現象がその理由ですが、これは、雲海からしたたる水滴によって生じるものです。
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月面のような風景
この景色は、ビラフロールの村から始まる小道「PR-TF 72」をたどると見えてきます。約13キロメートルの周回コースで、珍しい風景が広がっています。このルートは難易度中となっており、徒歩で踏破するには約4時間かかるほか、自動車で行くことはできません。
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澄みきった空
この土地の夜は魔法がかっています。火山の風景と満天の星空の中にいる自分の姿を想像してみましょう。多くの企業が、天体観察をしたり、国際天文学連合も認めるその澄みきった空を堪能したりするためのツアーを企画・運営しています。中でも、テイデ国立公園の展望台、パラドール周辺、グアハラ山、イサーニャ山などは絶好のエリアです。
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樹齢千年を超えるリュウケツジュ
木が植えてある町の名前を取り、「イコッドのリュウケツジュ」とも呼ばれています。樹高が16メートル、幹回りが約20メートルあることから、カナリア諸島を象徴するもののひとつとなっています。
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高台にあるブドウ畑
ヨーロッパでも最も標高の高い場所に位置するブドウ畑のひとつが、海抜約1,200メートルのトレベホ火山一帯にあります。イコデン・ダウテ・イソラおよびアボナの原産地呼称に認定されているワインを試飲すると、ブドウ畑の標高がワインに与えるうまみを味わうことができます。
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ビエント洞窟
これはヨーロッパ最長の溶岩洞で、その長さは17キロメートルに達します。洞窟内部の一部を見学できるガイドツアーが催行されています。こうした空間がどのように形成されたかご存知ですか?火山の噴火により、溶岩の表面が空気に触れて固まる一方で、その層の下では溶岩流が空になるまで流れ続けたため、このような地下風景が生まれたというわけです。
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段々畑とプランテン農園
段々畑とは傾斜地にある耕作地のことで、オロタバ渓谷(島の北部)とグイマル渓谷(南部)の景色を形作っています。農園が数多くあり、ジャガイモをはじめ、パパイヤ、アボカド、サトウキビ、そして何よりプランテン(バナナ)の栽培が盛んです。プランテンは、島の名産品のひとつとなっています。
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