サンティアゴ巡礼の道をたどれば、50キロメートル以上にわたって点在する県内の必見スポットに出会うことができるでしょう。本ルートの案内役を務めてくれるのは、エブロ渓谷の美しい風景、果てしなく広がるブドウ園や穀物畑、そして魅力あふれる小さな村の数々です。あれこれ考えずに歩き始めてみましょう。
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ログローニョ
最初の中継地であるラ・リオハ州の州都では、かの有名なラウレル通りに足を運び、上質なワインや絶品グルメで英気を養うことができます。また、市内最大級の緑地であるエル・エスポロンで体を休めることができるほか、ラ・リオハ州議会議事堂、ピエドラ橋、またはサンタ・マリア・ラ・レドンダ大聖堂といった印象的な建造物を訪れることも可能です。
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ナバレテ
この町の誕生にはサンティアゴ巡礼の道が直接関係しているといっても過言ではありません。この地では、歴史地区、マヨール通り、ラ・アスンシオン教会、またはかつての病院の遺構を訪問しないわけにはいきません。いずれも、間違いなく必見のスポットといえます。
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ナヘラ
プレロマネスクに由来するこの町は豊かな歴史を誇るため、その歴史を反映しているあちこちの独特なスポットは、ルートをたどる上でまさに必見のものばかりです。11世紀に建てられたサンタ・マリア・ラ・レアル修道院があるほか、アルカサルの遺跡では3世紀に人が住んでいた洞窟を発見することができます。また、16世紀に建てられたサンタ・エレナ修道院もおすすめです。
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サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ
11世紀以来、この城郭都市を通過する巡礼者なら誰もがはっきりと意識するものがあります。それが、サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ大聖堂の息をのむような塔です。加えて、現在では国営パラドールに改装されているかつての巡礼者救護院に宿泊することもできます。
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ユソ修道院
ラ・リオハの最終区間では、巡礼の道がブルゴスにさしかかる前に、サン・ミジャン・デ・ラ・コゴージャ修道院を訪れることができるでしょう。同修道院は、実際にはユソ修道院とスソ修道院という2つの修道院から構成されています。1997年以降、この建築群はスペイン語発祥の地として世界遺産に登録されています。というのもこの場所では、スペイン語で記されたものとしては史上初の文書である「グロサス・エミリアネンセス」を鑑賞することができるからです。
もうおわかりのように、サンティアゴ巡礼の道を行けば、いずれの区間でもラ・リオハ屈指の景勝地にめぐりあうことができるでしょう。お見逃しなく。
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