レティーロ公園や国立プラド美術館を訪れたり、イカリングのサンドイッチを食べたり、また別の文化的なプランを列挙したりする以外にも、マドリードでは、ほとんどのガイドブックには記載されていない特別なプランをいくつも満喫することができます。今回の提案を参考にしたうえで、スペインの首都マドリードへの訪問をよりよいものにしてください。そうしたプランをすべて発見してみませんか?
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1.廃駅の中に入る
ソローリャ美術館のほど近くに位置するチャンべリ広場には「アンデン0」(0番プラットフォーム) があります。ここは古い地下鉄駅です。その構内では、かつてチャンべリ駅だった場所やモトーレス・デ・パシフィコ倉庫、パシフィコ駅の古いロビーを見学することができます。マドリード地下鉄による保存事業のおかげで1919年にタイムスリップすることができます。駅は1966年に閉鎖されましたが、構内のタイルやポスター、広告、壁は、当時のままの姿に復元されています。 過去への旅を通じて、まだまだたくさんの秘密が地下に隠されているのだと知ることになるでしょう。そして、嬉しいことに入場は無料です。
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2.14ヘクタールもの面積を誇る公園を散策する
その公園とは、アラメダ・デ・オスーナ地区にあるエル・カプリチョ公園のことです。オスーナ公爵夫人の依頼で1784年に建てられたもので、当時はあらゆる分野の著名人が集まる場所でした。今日はあなたがここを訪れる番です。ピクニックをしたり、とてもロマンチックな雰囲気のなかでゆっくりしたりと、リラックスした一日を過ごすことができます。 植物や公爵宮殿、建築物の数々には驚かされることでしょう。この空間は次のとおり3つの異なるスタイルに分かれています。花壇、英国風の景色、そしてイタリア風の庭園です。そのなかには、ダンスカジノ、バコ寺院(バッカス神殿)、迷路などの有名スポットが含まれています。この場所の秘密といえば、スペイン市民戦争中に作られた陣地壕があることです。こちらは事前予約したうえで見学できます。 この公園は街の外れの空港近くの場所にあるものの、公共交通機関を利用すれば簡単にアクセスできます。そこからは、マドリードの信じられないほど美しい景色を眺めることができます。
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3.サン・フェルナンド市場
ラバピエス地区の中心部にある個性的な市場です。市場には、伝統的な売り場(肉屋や果物屋など)から、国内外の高品質な食品を取り扱う店までがそろっています。そのうえ、エル・ラストロの目と鼻の先にあるため、この市場を出た後に青空市場を覗いてみることもできます。
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4.マドリードを代表する絶景
小さな丘の集まりであるティオ・ピオの丘(プエンテ・デ・バジェーカス地区)には「7つのおっぱい」の通称で知られる7つの丘があります。この場所で日没まで歩き続ければ、マドリードのパノラマビューが間違いなく夕日に染まるのを目撃するはずです。
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5.街に隠されたアラブの壁を発見する
この壁は、850年から866年にかけてムハンマド・ベン・アブ・アル・ラーマン首長国の時代に建設され、10世紀にカリフ・アブ・アル・ラーマン3世によって改修・強化されたものです。現在はその遺構しか残っていませんが、当時は周囲約4ヘクタールに及ぶ壮大な壁でした。 サンタ・マリア・ラ・レアル・デ・ラ・アルムデナ大聖堂を訪れた際は、エミール・モハメッド1世公園にも立ち寄ってみてください。大聖堂にある地下聖堂の素晴らしい姿を満喫できるだけでなく、町の歴史を物語る約120メートルのエリアを訪れることができます。
インスピレーションを得るプラン