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カラバカ・デ・ラ・クルス
カラバカ・デ・ラ・クルスはルーラル・ツーリズムを実践するのに理想的な目的地です。宗教的に重要な歴史をもつ巡礼地でありながら、同時にハイキングやその他の野外スポーツを楽しめる自然スポットも備えているためです。「フエンテス・デル・マルケス」にある源泉や、全長78キロメートルに及ぶ「緑の道」を訪れてみてはいかがでしょう。「緑の道」では、かつてカラバカとムルシアを結んでいた鉄道路線に沿ってウォーキングを楽しむことができます。カラバカはキリスト教が定める「六大聖都市」のひとつとして世界的に知られていますが、それもそのはず、ベラ・クルスバシリカ教会堂には、かの有名な「カラバカの十字架」が保存されているのです。市内にはほかにも、エル・サルバドル教会、プリッシマ・コンセプシオン教会、ヌエストラ・セニョーラ・デル・カルメン修道院、サン・ホセ教会など、宗教的なモニュメントがあります。このうち、ヌエストラ・セニョーラ・デル・カルメン修道院とサン・ホセ教会は聖テレサ巡礼路と聖ヨハネ巡礼路のルート上に位置しています。カラバカ・デ・ラ・クルスにはキャンピングカー専用エリアが設けられているほか、わずか20分ほど離れた町ブージャスにもキャンプ場があり、そこではエノツーリズムまで体験できます。
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トターナとムーラ
トターナとムーラはいずれもシエラ・エスプーニャに位置する自治体です。シエラ・エスプーニャはエコツーリズムの目的地としてだけでなく、変化に富んだ景観を持つ自然公園としても知られている山脈です。トターナは伝統工芸が盛んな村で、通常、毎月最終日曜日に工芸品マーケットが開かれます（営業時間は午前10時から午後2時まで）。また、古くから陶芸が息づくオジェリーアス地区の陶磁器工房や、旧市街に今も残る18世紀の旧家の館などを巡りながら散策することもできます。トターナの美しい風景を前にすると、思わず街歩きしたくなってしまいます。ちなみに、この景色はビルヘン・ブランカの展望台からも眺めることができます。この自治体には、ラ・バスティーダの貴重な発掘現場、農地、オレンジやレモン、アーモンドの木が植えられた果樹園などがあり、そうした果樹園に守られるようにして、トターナ屈指の至宝とされるサンタ・エウラリア聖地（村から7キロメートルの距離）がたたずんでいます。 ムーラは旧市街に残された豊かな遺産が特徴の町です。エンカルナシオン王立修道院やベレス城などのモニュメントはその一例です。また、自然の中でひと泳ぎしたい場合は、フエンテ・カプータで周囲の風景を楽しみながら水浴びすることもできます。トターナを通過する場合は、せっかくの機会ですので、地元のキャンプ場、またはアラーマ・デ・ムルシア（15分の距離）やムルシア（35分の距離）にある近隣のキャンプ場で一泊するとよいでしょう。ムーラを訪れる場合はブージャスかモラタージャのキャンプ場を選ぶこともできます。
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シエサとリコーテ
シエサの風景は、ある時期になると格段に美しくなります。それは春。この季節にシエサを訪れると、開花した桃の木によって渓谷がピンク色に染まっている様子を目撃することができます。ユネスコの世界遺産に登録されている洞窟画やシヤーサ考古学遺跡もまた、この町の人気の要因です。刺激的な経験がしたいという方はアルマデネス峡谷を下ってみるのもよいかもしれません（同峡谷はシエサ近郊にあります）。シエサから数キロメートルのところにリコーテがあります。自然に囲まれた小さな村で、その旧市街を散策すると、教会、修道院、礼拝堂、城、小さな宮殿などに出会えます。キャンピングカーの窓からセグーラ川や長く続く農地を眺めつつ旅をしたいなら、リコーテ渓谷に位置する残りの村々（アルチェナ、ウレア、オホース、アバラン、ビジャヌエバ・デル・リオ・セグーラ）をドライブルートに追加することをおすすめします。この地域を訪れる際はフォルトゥーナのキャンプ場に宿泊できます。また、ドライブコースを海岸沿いの目的地を通るルートに変更したい場合でも、アギラスやロルカ、マサロン、カルタヘナ、ラ・マンガ、マル・メノールではビーチのほど近くにキャンプ場が設置されています。ムルシア州観光局の公式ウェブサイトで、さらに詳しい情報を入手していただけます。
インスピレーションを得るプラン
