カスティージャ・イ・レオン州は、スペインで最も広い自治州ですので、スペインを車で巡る際にはぴったりの場所です。ここには、素晴らしい美しさがあり、歴史に加えてセゴビアの水道橋やブルゴスの大聖堂など、記憶に残るモニュメントがある街を訪れることができます。ここで紹介する場所は、スペインのこの地域で1週間を満喫したいと思っている人にとって、参考になるはずです。
Debe activar Javascript para poder utilizar este servicio
-
2日目:セゴビア県 – セゴビアからラ・グランハ・デ・サン・イルデフォンソ経由でペドラサへ
2日目のルートは、セゴビアの世界遺産都市から始まります。ここでは、16kmにわたって水を運ぶために建設された古代ローマ時代の土木建築である水道橋が良く知られています。他にもアルカサルや大聖堂など、数多くの見逃せないモニュメントがあります。 ラ・グランハ・デ・サン・イルデフォンソは、この街から10kmのところにあります。非常に美しい町で、ここでは王宮や素晴らしいヴェルサイユ宮殿風の庭園を楽しむことができます。 ルートに戻ると、史跡群に指定された村ペドラサに到着します。昔の城壁に入ると、保存状態の良さに驚くでしょう。旧監獄、邸宅、宮殿やマヨール広場は、訪問中皆さんの網膜に焼き付くはずです。このためこの村は、「スペインで最も美しい村々」協会に入っています。
-
3日目:ブルゴス県 - ブルゴスからアタプエルカ山地へ
このドライブルートにおける3日目の出発点は、ブルゴス市です。通りを散策すると、芸術でいっぱいの教会や宮殿など、この街にあるもの全てを見ることができます。ゴシック様式の大聖堂はスペインで唯一のもので、ユネスコの世界遺産に指定されています。 歴史に満ち溢れた1日を終えるには、やはり世界遺産であるアタプエルカ山地遺跡群に向かいましょう。ここで1992年に、人骨の断崖絶壁(今日までヨーロッパで発見された最も古い先ネアンデルタールおよびその子孫)に加え、90万年を超える歴史を持つ人骨により、ホモ・アンテセッサーという新種が確認されました。また、ホモ・サピエンスのようなヒト科の別の種族の遺骨も発見されました。 ブルゴス市にある人類進化博物館では、アタプエルカ山地で発見された200体を超える遺骨を目にすることができます。
-
4日目:レオン県 - レオンからアストルガへ
ルートの4日目は、レオンで始めることができます。フランスの影響を受けたゴシック様式の大聖堂が気に入るはずです。ボティネス邸は、バルセロナ以外でガウディが建造したわずかな建物の一つであり、見逃せません。建物の訪問の間に、この地域にあるスペインのワインのいくつかや、大聖堂のすぐ近くにあるウメド地区にある美味しいタパスを試してリラックスすることもできます。アストルガは、レオン県で最も訪問者の多い場所の一つです。ちなみに、サンティアゴ巡礼路はここを通っています。ガウディ宮殿は、最も有名なモニュメントの一つです。人口1万人ちょっとのこの街の通りを歩いて、その魅力に魅了されましょう。きっと気に入るはずです。
-
5日目:サモラ県 – プエブラ・デ・サナブリアからサモラへ
プエブラ・デ・サナブリアは、「スペインで最も美しい村々」の一つです。その中世の歴史地区は例外的に素晴らしい状態で保存されており、特別な魅力を有しています。村全体や、ベナベンテ伯爵城といった魅力により、この村を離れたくなくなることでしょう。ルートの5日目は、サモラという美しい街が目的地になります。最近復元されたお城やドゥエロ川に架かる石橋、サンティアゴ・デル・ブルゴ教会(12世紀末)やマヨール広場などが興味深い場所です。この機会に、チーズに加え、タラにジャガイモやニンニク、そしてピーマンを添えたバカラオ・ア・ラ・トランカなどのご当地グルメを楽しみましょう。
-
6日目:バジャドリード県 - ペニャフィエルからバジャドリードへ
このルートは、歴史でいっぱいのペニャフィエルの町に続きます。サンタ・マリア教会やサン・ミゲル・デ・レオヨ教会、修道院や礼拝堂のおかげで、歴史芸術史跡群に指定されています。リベラ・デル・ドゥエロのワインルートの主な軸の一つであるため、スペインで最も有名なワインであるこの原産地呼称ワインを試飲するのにぴったりの場所です。バジャドリードでは、写真撮影スポットでいっぱいの街だとお判りになるでしょう。グティエレス通り(19世紀の商店街)を巡ったり、マヨール広場やビエホ・コソ広場(旧闘牛場)を散策したり、美しさに満ち溢れた聖堂や宮殿、教会や建物の正面を目にしたりしましょう。
-
7日目:サラマンカ県 - サラマンカからラ・アルベルカへ
最終日のルートはサラマンカで始まります。魅力的な建築でいっぱいの歴史地区のある街で、1729年から1756年にかけて建造された有名なマヨール広場、大学、新大聖堂と(新大聖堂の建造時に解体が計画されていたものの実施に至らなかった)旧大聖堂で構成されるサラマンカ大聖堂、またはサン・エステバン修道院以外にも、象徴的な建物思が数多くあります。サラマンカで見るべきものはたくさんあるため、この世界遺産の町に戻る計画を立て始める方もいるでしょう。 ルートの最後には、魅力と歴史でいっぱいのラ・アルベルカ村に向かいましょう。1940年に歴史芸術的総体に指定され、建造物の素晴らしい保存状態のおかげで、美しい一角や石畳の通り、そして決して忘れられない雰囲気を堪能できます。
インスピレーションを得るプラン