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サリエンシアの湖
ソミエド生物圏保護区の一部である4つの湖。これらの湖を訪れるには、長さ約8キロメートルの単純な環状ルートを約3時間かけて歩いていきます。最初にラ・クエバ湖が姿を現しますが、この湖はなんと標高1,570メートルの場所にあります。そのまま登り続けるとアルマグレラ湖に到達します。枯渇している場合もありますが、絶景を味わえるという点では同じです。もう少し進むと、黒い水が広がるセルベリス湖が現れ、時折草を食む牛の姿を目にすることでしょう。最後に登場するのがカラバソサ湖です。4つの湖のうち水深がもっとも深く、ターコイズブルーと緑の色調を帯びた水が、美しい景色を生み出しています。
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クマウォッチング
この自然公園で得られる、特にエキサイティングな体験として、「クマという大きな哺乳類を目撃できる可能性」があります。この場所は広大ですが、これらの動物を最も簡単に見つけられるエリアの1つは、ポラ デ ソミエドの町の近くです。ここにはベアウォッチング体験を専門とする企業が複数あるため、そうした企業を利用することで、クマという圧巻の生き物を発見するチャンスが何倍にもふくらみます。このアクティビティは、小さなお子様にとっては本当の冒険になるため、特に家族連れに最もお勧めのアクティビティの1つです。
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ブラーニャとテイトを見て回る
自然の奥深くに伸びる小道を歩き、ソミエド自然公園の谷を越えると、緑の草原に点在する小屋のかたまりが見えてきます。これらの小さな家屋はかつて、羊飼いの拠点として使用されていたものです。羊飼いたちは秋と春に、牛やヤギ、羊の群れを連れ、ブラーニャと呼ばれる草と水のある牧草地を放牧して回っていました。一方、これらの奇妙な石造りの建築物はテイトと呼ばれています。その見慣れない茅葺き屋根は間違いなく、ひときわ目を引くことでしょう。同様の場所のうち、特に有名なものとしては、ラ・ポルナカルのブラーニャ、ムミアンのブラーニャ、サリエンシアのブラーニャなどがあります。
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プリンシペ展望台
一日を締めくくるのに最適な方法をお探しなら、この息をのむような展望台に上り、ソミエド自然公園を高所から眺めることをおすすめします。ここに行くには、ほぼ完全に酪農に専念している小さな村、ラ ペラルを通過する必要があります。その昔、この小さな村には、家畜が移動してきた春と秋の間だけしか人が住んでいませんでした。村に車をとめたら、プリンシペ展望台に到達するまで約1キロメートルの上り坂を歩いていく必要があります。この展望台は標高約1,380メートルに位置し、また開設されたのは1990年のことです。
以上は、ソミエド自然公園の美しい環境で日帰りで楽しめるアクティビティのうち、ほんの一部にすぎません。ほかにも、家族全員が自然の中で完璧な一日を楽しめる小旅行やアクティビティがたくさんあります。
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