ティエドラ天文学センター(CAT)の望遠鏡

ティエドラで空に近づきましょう

Tiedra

Valladolid

ティエドラ天文学センターへの訪問


ティエドラはスペインの中心、バジャドリード県に位置し、果てしなく広がる平原や湿原、村々や歴史深い場所に囲まれた、幅広い地平線を特徴とする地です。

メディーナ・デ・リオセコ、トルデシージャス、トロの街から近く、サモーラ市やバジャドリード市からわずか30分に位置するティエドラは、カスティージャ・イ・レオン州の醍醐味やその文化遺産、自然空間や空を楽しむのに最高のスポットです。ドゥエロ渓谷の物見塔としてのティエドラの戦略的位置は昔から知られており、13世紀に建造されたお城がそれを示しています。その標高、乾燥した気候、そして人口の少なさにより光害が最小限に抑えられていることから、1年を通じて澄んだ漆黒の空を楽しむことができます。ティエドラ天文学センター(CAT)は、このような天体観測にぴったりの特別な条件を活用し、われわれ人類がその一部を成す宇宙への好奇心を理解しているか否かに関わらず、全ての星空の愛好家たちと共有する目的で創設されています。CATは2013年の創設以降、天文学の普及において幅広い経験を有しています。これは、星空公園の「スターライト証明書」で認定されています。

ティエドラ天文学センター(CAT)の望遠鏡

ティエドラ天文学センターには、訪問者たちが空を満喫できるように、人類が手を加えたテクニックやや正確な資料が備わっています。望遠鏡を2台有しており、そのうちの1つは星向け(太陽、月、惑星、小惑星など)で、太陽系の観察を日中に行ったり、その他の星の観察を夜間に行ったりすることができます。そしてもう一つは、遠距離天体(銀河、星雲、星団など)の観察用です。さらに屋外広場や個別のプリズムにより、星座の研究も行われます。また、プラネタリウムも擁しており、ここでは天文の世界に関連したコンテンツが上映され、空を眺めたり観察したりする訪問客にガイドが行われます。天文学者やインストラクターたちスタッフが訪問者と関わることで、CATは魅力的な世界が広がる新しい風景への扉となる役を担っています。スタッフたちは訪問者に情熱を込めて知識を伝え、遺産や文化を体験し忘れがたい一日を終えた見学者たちが癒されるスポットにもなっています。

ティエドラ天文学センター(CAT)から眺める日没