バリアフリーのガイドツアーを通して楽しむマドリード
今までよりもさらにマドリードの文化が身近になります。定期的に身体の不自由な人にも楽しんでいただけるガイドツアーが開催されています。身体、視覚、知的、聴覚などの障がいの種類は問いません。建築上の障壁にぶつかることなく、車いすに乗ったままマドリードの芸術の散歩道を訪問したり、スピーカーを持ったガイドに導かれながら、マドリードのモニュメントやラス・レトラス地区を観光したり、クリスマス真っただ中の伝統的なお祝いを楽しんだりできるのは、このガイドツアーならではの魅力です。このツアーに参加をご希望の場合は、観光案内所での事前登録が必要です。 また、国立プラド美術館やソフィア王妃芸術センターのような重要な美術館もバリアフリー施設となっています。中でも、身体の不自由な人に100%対応するかたちで作られているのが視覚障害者ミュージアムです。様々なアクティビティの中でも、王宮やグラナダのアルハンブラ宮殿、セゴビアの水道橋といった偉大なモニュメントの模型を手で触れながら鑑賞することができます。