スポットその1:芸術科学都市、それは都市の中に広がる都市
1998年にオープンし、30万平方メートルの敷地を誇る芸術科学都市は、正真正銘の建築・文化・娯楽の複合施設としてトゥリア川の川尻に位置しています。建築と科学の愛好家であれば、必ず立ち寄るべき場所といえるでしょう。現地に着いたら、まずは有名なエミスフェリックと、その内部にある息をのむようなプラネタリウムに入ります。続いて、科学博物館で何十もの参加体験型の科学展示を楽しんだら、オセアノグラフィックでは海洋生物の興味深い生息地にどっぷりと浸かりましょう。ウンブラクレに足を運べば、1万7500平方メートルを超える庭園のほか、池や、地中海固有種の植物の間を散策することができます。また、ソフィア王妃芸術宮殿の音楽ホールでは、一流のオペラや舞台芸術を鑑賞することができるでしょう。締めくくりに、アゴラと名付けられた建造物のなかを歩いていけば、見事な金属製の骨組みと光り輝くガラスに囲まれて開催されるイベントに言葉を失ってしまうでしょう。