サン・フェルミン祭の信奉者
理想を言えば、ヘミングウェイの旅行記の印刷コピーを持って行くのが一番です。この文学的な旅で巡る3つの地方にある観光案内所ならどこでも入手できます。この旅行記には、作家の絵や名言、地図、その他にもいろい興味深いことが書かれており、最高のルート、レストラン、宿泊施設、風景を見つけるのに役立つでしょう。中でもナバーラとサン・フェルミン祭はヘミングウェイの旅行記の主役です。米国出身のノーベル賞受賞作家は闘牛の伝統をとても気に入っていたため、1923年に初めてパンプローナを訪れて以来、毎年世界中から何千人もの旅行者が訪れるこの人気の祭りに9回も参加しています。ルートは、街のいたるところに散らばる作家兼ジャーナリスト所縁の場所への訪問を提案しています。最もよく知られているのは、優雅なカフェ・イルニャが彼に捧げたテーマコーナーにある等身大のブロンズ像、彼に敬意を表して闘牛場の前に建てられた重さ8,000キロの花崗岩の記念碑、エスタフェタ通りのバルコニーから牛追いを観賞するために滞在していたグラン・ホテル・ラ・ペルラの217号室です。その他にも、小旅行で訪れたブルゲテ、アリベ、レクンベリ、ジェサといった近隣の市町村があります。