バスタンのアリッツァクン渓谷。ナバーラ

秋の装いで最も美しい表情を見せるナバーラ

ナバーラ特権州

ナバーラはいつ訪れても素晴らしいですが、その中でもベストシーズンはおそらく秋でしょう。景色は小豆色、オレンジ色や濃い赤で染められ、夕焼けの光は特別な色調となり、宿屋として利用されるカントリーハウスの煙突から煙が出る時期です。

この時期の主役は森です

ナバーラに、ヨーロッパで2番目に広いブナ林があることはご存知ですか? イラティの森が秋に醸し出す風景を想像してみましょう。しかしこれだけではありません。他にも知名度は低いものの、この時期同じく魅力的な森があります。ウルバサ自然公園、オレアガ/ロンセスバジェスのバサヤウンの森、ベラグアにあるブナの森、キント・レアルの森、ウルツァマのオルギ、アルツァス/アルサスアのブナの森、バサブルアにあるヤウンツァラッツの素晴らしいブナの林、エチャリ・アラナッツの樹齢、セニョリーオ・デ・ベルティスです。 そして、この時期にナバーラの森が隠している別の秘密は、ナバーラの家庭でお楽しみになれる素晴らしいキノコです。秋の食卓には欠かせず、この時期に採れるロドサの有名なピキージョという辛いピーマンのような、旬の野菜とくみ合わされます。そしてもちろん、ブドウの収穫のシーズンにフル稼働の酒蔵を訪れると、これら全てに素晴らしいナバーラ産ワインをかけて楽しむことになります。

ナバーラ州ウルバサ自然公園の魅力的な森

秋には、あらゆるレベルでサイクリングを楽しむこともできます

家族では、この地域の緑地帯5ヶ所を巡ることができます。そしてよりレベルの高い方、または新しい挑戦を目指したい方は、各地にあるマウンテンバイク用のルートの1つを試したり、挑戦港のある素敵な森の中にある素敵なサイクリングルートをたどったり、またはこの季節にやはり特別な色合いとなるバルデナス・レアレス砂漠を超えるルートを楽しんだりすることもできます。 また、サンティアゴ巡礼の道という有名なルートを歩き始めることもできます。一番多く使われる巡礼の道がオレアガ/ロンセスバジェスで始まることから、ナラーバ州は物理的に巡礼の道の起点ですが、同じく情緒的な意味でも起点です。ナバーラ州のサンティアゴ巡礼の道の踏破にかかる6~7日の間に、まさに人生を変えることになると言われる道が始まる感覚を体験することでしょう。森やブドウ畑、歴史的な村や街をさまざまな国の人たちと歩むことで、旅が他にないものとなることでしょう。

ナバーラ州ブルゲテのサイクリストたち

他にもお望みですか?

ロンセスバジェス参事会教会、サン・ミゲル・デ・アララール聖堂、オツァガビアにあるムスキルダ礼拝堂や、イランツまたはレイレの修道院のような、素晴らしい自然に囲まれた印象的な場所も訪れることができます。また、映画の主役となりえる(そして実際何度もそうなった)お城を目にすることもできます。オリテ王宮ハビエル城、またはアルタヨナの砦を訪れると、中世に舞い戻った気分になることでしょう。  そして街に出て気晴らしをしたい方には、城壁内のルートを散策することで目にすることができる城壁、大聖堂や有名なパーティのあるパンプローナへの訪問は欠かせません。ピンチョスやテラスが提供する素晴らしい雰囲気を楽しみながら1日を終えましょう。  農村観光や素敵な村をお探しでしたら、1回の週末だけでは足りません。エリソンド、アマユール/マヤ、リサソ、エウギ、アウリッツ/ブルゲテ、オチャガビーア、アリベ、プエンテ・ラ・レイナ、エステージャ、サン・マルティン・デ・ウンクス、ウフエー、ガジピエンソ、ビアナ、ロンカルなど、そしてまだまだ他にもたくさんあります。

ナバーラ州オリテの宮殿城

しかし最高の旅は、常に予期できないものです。迷って新しい人たちと知り合いになりましょう。ナバーラでの生活について話を聞いたり、おススメの場所を尋ねたり、小さな村の歴史を聞いたりしましょう。この秋、ぜひナバーラを楽しみましょう!

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