カプ・デアルトゥルシュ灯台
シウタデリャから近く、車で南へ20分ほど行くと、白と黒の縞模様の塔が立つ、いかにも海らしい美しい外観のこの灯台があります。灯台守のかつての住居には、現在、レストランがあります。そのため、見事な日没を眺めながら、何か飲むのに絶好の場所となっています。天気が良ければ、マヨルカ島の町カプデペラを見ることができます。つまり、訪れるにも、カメラの被写体にも、ぜいたくな場所。
プンタ・ナティ灯台
島の北西部に行きます。シウタデリャからわずか6キロメートル。景色がガラリと変わります。北寄りの風のせいで、土地は乾燥しているため、月面のようだという人もいます。無限に続くように見える、小さな石垣の間の細い道路の突き当たりに、静寂に包まれたこの灯台の姿が現れます。1910年蒸気船ジェネラル・シャンジ号の悲劇的な難破の後、建設が決定されました。夕暮れ時を過ごしたり、マヨルカ島を遠くに眺めたりするために、この場所を選ぶ人は多く、しかも夜を待って、街の灯りから遠く離れた夜空を見上げる人たちもいます。ちなみに、おもしろい情報として、また歩くのが好きという方々のために。この周辺には、島をぐるりと周る由緒あるハイキングコース、カミ・デ・カバイスが通っています。