ショッピング

マドリードでのショッピング。一番良いエリアはどこでしょう?

Madrid

マドリードの旅行を計画する際は、ショッピングの時間も割くようにした方が良いでしょう。たくさん気に入るものを見つけられます。ショッピングに最適な場所やそれぞれのエリアで見つけられるショップの種類について紹介します。首都マドリードにおいて魅力的なのは、主要ブランドやオルタナティブのお店、歴史的な市場など、様々な種類のお店を見つけられることです。

上品なショッピングエリア

おすすめのショッピングルートはグラン・ビアから始まります。マドリードでもっとも有名なこの大通りは、常に変化し続けているように見える場所です。この場所にショーケースを飾るために有名なブランドが争うほどです。マドリードの地元民でも観光客でも、このグラン・ビア通りを通ったことがない人はいないでしょう。またショッピングの合間に楽しめる場所も多くあり、良い眺めと共に休憩が出来る屋上付きのレストランやバーがそこらかしこにあります。グラン・ビア通りなしのマドリードは考えられないほどです。また有名な観光地であるため、お店の営業時間も自由に決められます。年間を通して、夜10時まで開いているお店が多くあります。 

マドリード、グラン・ビア通りのカジャオ広場

ヴァンガード向け

中心地にある商業地域の先には、前衛的なファッションやイノベーション向けの地区があります。スタジオ併設ショップを持つセレクトショップやカジュアルアクセサリー、インテリアセレクトショップ、タトゥースタジオ、コミックショップや素敵なカフェ、専門書を扱う書店などを探している場合は、チュエカ-マラサーニャ-フエンカラル通りを見てみましょう。ペラヨ通りには美容院が多く見つかり、フエンカラル通りにはサン・イルデフォンソのグルメ市場を始めとした多くの選択肢があります。バジェスタのトライアングル(トリバル)は、ソレダ・トーレス・アコスタ広場(ラ・ルナ広場として知られている場所)とバジェスタ通り、デセンガニョ通り、コレデラ・バハ・デ・サン・パブロ通り、バルコ通り、バルベルデ通り(ビンテージの服を見つけるのにピッタリの場所)に囲まれており、多くのショップで賑わっています。これらの通りではレトロとモダンが混ざりあっているので、全てのスタイルがあることに気づくことでしょう。ここに慣習主義はありません。

フエンカラル市場

高級ブランドショップを巡るルート

マドリードの高級ショップはどこにありますか?基本的に、サラマンカ地区といわゆる「ゴールデンマイル」地区に集中しています。ショッピングをする際に魅力的な通りとしては、セラーノ通りやオルテガ通り、ガセット通り、ホルヘ・フアン通りなどがあり、路地としてはラガスカやクラウディオ・コエージョなどがあげられます。風格のある建物が多いこのエリアを歩くと、世界的に有名な企業、中庭に隠れているような小さなブティックや有名なアクセサリーショップ、皆が振り向くようなデザインの職人によるバッグや靴、都市でも有名なワインショップの数々などを見つけることができます。またこの地区では、それぞれの好みに合わせ、新たなモードを発見してくれるようなカスタマイズショッピングサービスを提供している場所もあります。

サラマンカ地区のショーウィンドウ

最新のトレンドを常にキャッチできるエリアは他にありますか?バルキージョ通りやアルヘンソーラ通り、オレジャナ通りやフェルナンド5世通りがあるラス・サレサス地区です。注目の新人デザイナーが作品を販売していたり、新鮮な花を販売している花屋、またインテリア用品や色々なガジェットを見つけることができるコンセプトストアも多く進出しています。毎月1週目の土曜日には、サレサスビレッジが開催され、家族向けのアクティビティが行われたり、それぞれのお店の商品が通りに展示されたりします。

フェルナンド6世通りのコンセプトストア

エル・ラストロでの日曜の朝

エル・ラストロ(エンバハドーレス地区)エリアで朝食をとり、ショッピングをし、ラ・ラティーナ地区でベルモットの一杯で仕上げるのが、マドリードの地元民の日曜の過ごし方です。エル・ラストロは大きな何百もの屋台が並ぶ市場であり、アンティークのインテリアが好きな人にとっては天国のような場所です。18世紀にはこの市場が存在していたという記録があるのを知っていましたか?リベラ・デ・クルティドーレス通りを散歩して、周りにある路地を楽しみましょう。古本や古着、バルキーロを売ってるマドリード名物のチュラポなど、マドリードのエル・ラストロでは色んな体験をすることができます。ただし、注意点があります。日曜日の午後3時には店が閉まり始めるため、ショッピングは午前中のうちに楽しんでください。

マドリード、エル・ラストロの露店

マヨール広場と数多くの商業施設

マドリードへ行くと、ヤングブランドの見事な建物の前にある、過去から飛び出してきたような素敵なもので溢れている小さなお店に目を奪われるでしょう。19世紀から営業しているお店も多くあり、現代でもモノづくりの歴史と精神を守り続けています。マヨール広場の先やアレーナル通りやカレッタス通り、マヨール通りなどの隣にあります。それぞれのお店の看板やショーウィンドウは美しく、アンティークブティックからショールや帽子、ドレッサーやキャップのお店など色々あります。ラス・レトラス地区(ミゲル・デ・セルバンテスやケベド、ゴンゴラなどの作家が住んでいた地域であるため、このような名前がつけられています)には、伝統的なお店も多くあります。また毎月第1土曜日にはラス・ラナス市場が開催され、安売り商品が出されたり、特別メニュー、アクティビティなどが行われます。

マドリードのマヨール広場の市場

市場の中の市場

市場では、どんどんグルメ商品が出てきて、その場で試したり持ち帰って家で試したりするのが人気になっています。マドリードの多くの市場にもグルメ商品が多くあるのを知っていましたか?1916年から営業しているサン・ミゲル市場では数多くのお惣菜店を楽しめるほか、市場の建物自体がマドリード有数の鉄建築となっています。このような市場のリストは膨れ上がる一方です。マドリードにはグルメだけでなく、不定休にオルタナティブな市場が開催されています。デザイン家具やオリジナルのアクセサリー、自然食品や古着、レコードなどを見つけることができます。またデリシアスの旧鉄道駅など、ユニークな場所で開催されているのが特徴的です。こちらから、すべての市場を確認していただけます。

サン・ミゲル市場の外観

その他のアクティビティ

マドリードのお土産を探したい場合、ダウンタウンエリアには多くのスーベニアショップがあります。マヨール広場の観光案内所には、公式のお店であるマドリードショップもあります。普通のスーベニアでは満足できない場合、アーティストによって描かれたポスターやマップ、職人によるリキュールやバイオレットキャンディなどを買っても喜ばれるでしょう。プエルタ・デル・ソルやマヨール広場の周りにあるコレデラ・バハ・デ・サン・パブロ通りを歩くのも良いでしょう。より現代的なコンセプトストアや作家さんのオリジナル家具ギャラリーなどの「隠れた」お店では飲み物を飲んだりと、楽しむことができます。ドクトル・フォウルケット(ラバピエス内)通りのアートギャラリーやプラド美術館やティッセン=ボルネミッサ美術館、ソフィア王妃芸術センターの美術館内ショップにも素敵なものを見つけることができます。

ノルエガ・ブランチャードギャラリー

マドリードでのショッピングで忘れてはいけない場所としては、カステジャーナ通りやZara(世界的に有名なスペインブランド)で最も有名な本店があるアスカ金融街があげられます。ショッピングセンターをお探しですか?中心街にもいくつかありますが、多くのショッピングセンターは郊外にあるため、家族でショッピングに1日費やすのも良いかもしれません。

ラス・ロサス・ビレッジにあるレアルマドリードショップ

アドバイスをひとつ

マドリードでショッピングをする際、欧州連合外からの観光客はDIVA免税電子フォームを通して、税金の還付を申請することができます。それぞれのお店で詳細を聞くようにしてください。

に関する詳細をごらんください