ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア島のラス・カンテラス・ビーチでシュノーケリング

子連れで快適にビーチを楽しめる海沿いのファミリー向け観光スポット4選

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小さな子供と一緒に海に行くのは楽しいのはもちろんですが、やはり快適さも重視したいものです。砂を洗い落とせるシャワー、トイレ、アクセス歩道、遊歩道、遊び場、スポーツエリア、ライフガードサービスなどは、スペインにある海水浴場の多くに設けられている基本設備です。たくさんある選択肢の中でも、今回は特に子連れの家族におすすめのスポットであるアルコセブレペニスコラ(バレンシア)、モハカル(アンダルシア)、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア(カナリア諸島)の4カ所を紹介します。さらに、海以外にも家族で楽しめるオプションがたくさんあります。

小さな海賊や冒険家、そして七王国の王を目指す子供たちにおすすめのペニスコラ

ペニスコラでは、海賊や騎士になった気分で冒険が楽しめる主要遺跡を巡るツアーを通して、美しい町を訪れることができます。夏の間は、これらのテーマに沿ったガイドツアー(スペイン語)が催行されます。ペニスコラの観光ウェブサイトからツアー詳細をダウンロードすれば、夏以外であっても個人でルートを回っていただけます。また、有名な超大作「ゲーム・オブ・スローンズ」のシーンの多くがここで撮影されたため、この散歩道に見覚えがあるかもしれません。

ペニスコラの景色

海を楽しむなら、にあるビーチは旧市街に隣接しており、ペニスコラのテンプル騎士団の城を眺めることができます。また、遊び場などの設備が各種整っており、ペダルボートに乗ったり、カヌーやヨットで回遊することもできます。 ペニスコラはシエラ・デ・イルタ自然公園に非常に近く、自然と触れ合いながら楽しむ遠足に最適です。また、この公園には初心者向けの登山道がいくつかあります。 ペニスコラの場所:バレンシア州北部のカステジョンに位置しています。そこから7キロ離れているベニカルロ=ペニスコラ駅は、スペイン国内の数多くの観光地に接続しています。国際便が発着する最寄りの空港は、約130キロ先にあるレウス空港と約150キロ先のバレンシア空港です。

ペニスコラのビーチ

アルコセブレで楽しむ家族向けプラン

アルコセブレでおすすめするのは、地中海の浜辺で1日を過ごすプランです。アルコセブレには、約10キロ続く海岸線と、カレガドールロマーナラス・フエンテスなど、細かい黄金の砂が美しく、設備の充実した広いビーチがあります。カヤックなどの海上アクティビティを楽しむことができます。数日間滞在する場合は、コルンブレテス諸島を訪れる船旅を計画するのもいいでしょう(通常の航路は4月から9月の間に運航しています)。また、シエラ・デ・イルタの簡単なハイキングルートを辿って、田園地帯を訪問することもできます。サイクリングにも最適な環境が整っています。

アルコセブレのビーチ

最後に、子供たちに人気のスポットもぜひ訪れてみてください。それはシベルト城です。時々、演劇風ツアー(スペイン語)や、日曜日にはテンプル騎士団についてのガイド付きツアー(スペイン語)があります。アルコセブレの場所:バレンシア州北部のカステジョンに位置しており、ペニスコラからは約40キロ離れています。そこの鉄道駅は、スペインの多くの観光地に接続しています。国際便が発着する最寄りの空港は、約125キロ先にあるバレンシア空港と約150キロ先のレウス空港です。

アルカラ・デ・シャベルト城

アンダルシアの家族向け観光地モハカル

この小さな村では白塗りのかわいらしい家々が山脈の斜面に沿って建ち並んでいます。村は、大きく異なる二つの地域に分かれています。ひとつは「モハカル村」と呼ばれる内陸部、もうひとつは沿岸部です。沿岸部に約20キロメートルにわたって伸びる海岸線には、家族連れが快適に楽しめるビーチが数多くあります。特に広く、また設備が整っているビーチは、マリーナ・デ・ラ・トーレデスカルガドールカンタル、クエバ・デル・ロボ、ベンタニカス、ベンタ・デル・バンカルです。キッズゾーンやスポーツエリアを利用したり、ペダルボートでのセーリングを楽しんだり、海岸に沿って小さなカタマランで回遊するなど、様々な選択肢があります。海以外では、モハカル村の散策がおすすめです。狭い通りの多くは歩行者天国となっており、そこを快適に散歩しながら、モハカルの景色を特徴付けている山脈に建つ、アンダルシア特有の白い家々を眺めることができます。城とヌエバ広場の高台から外を見ると、海と山の素晴らしい全景を望むことができます。

モハカルの全景

歩いていると、同じシンボルがファサードやギフトショップで繰り返し使われていることに気が付くでしょう。モハカルの像またはインダロとして知られているものです。昔は保護具として玄関に置かれていました。現在では幸運をもたらすと言われています。 モハカルで開催される行事中でも、子供に人気なフェスティバルが2つあります。1つは、3月から4月の間の木曜日に祝われるフィエスタ・デ・ラ・ビエハで、田舎でピクニックをしながら一日を過ごし、お菓子を詰めた人形が準備されます。子供たちが後に人形を壊してお菓子を手に入れます。もう1つは7月下旬から8月上旬に祝われるノチェ・デ・ラス・ベラスで、その日は夕暮れ時に街がロウソクの明かりだけで照らされます。 モハカルの場所:モハカルは、アンダルシアの地中海沿岸にあるアルメリアに位置しています。最寄りの鉄道駅と国際空港は、約80キロ離れたアルメリア市にあります。また、多くの場所からバスでも簡単にアクセスできます。

モハカルの典型的な通り

子どもたちが何度も来たくなるラス・パルマス・デ・グラン・カナリア

子どもたちがこの街を気に入る理由はたくさんあります。例えば、ラス・カンテラスのビーチでは、干潮時に波のない巨大な自然のプールで遊ぶことができます。このビーチでは、岸辺のすぐ近くでシュノーケリングをして魚を見ることができ、穏やかな海は初めてのセーリングやサーフィンに最適です。近くにはヨーロッパでも有名なポエマ・デル・マル水族館があります。同じエリアにあるエルデール科学技術博物館では、子供たちは遊びを通して様々なことが学べます。さらに、サンタ・カタリナ、サン・テルモ、ドラマス公園など、街の中心部には広い公園があります。まさに子どもたちが楽しめる街です。ラス・カンテラスビーチの海浜散歩道はとても快適で、3キロ続くこの道に沿って様々なレストランが並んでいます。メサ・イ・ロペスショッピングエリアの隣には、もう一つの都市型ビーチ、ラス・アルカラバネラスがあり、非常に穏やかな海を楽しむことができます。もう一つの主要なショッピングエリアは、歩行者天国のマヨール・デ・トリアナ通りです。隣接するベゲタ地区の近にある旧市街の一部を形成しており、歩いての訪問がおすすめです。 

ラス・カンテラスのビーチ

数日間滞在すれば遠出の計画も可能です。例えば、市内から約10キロ離れた場所にあるビエラ・イ・クラビホ植物園では、カナリア諸島の豊富な植物について学ぶことができます。他のビーチにも行ってみたいなら、島の南に位置するマスパロマスがおすすめです。広大なビーチにある砂丘ではラクダに乗ってルートを楽しむこともできます。このエリアではホエールウォッチングが楽しめるほか、パルミトスパーク、アングリーバードパーク、ホリデーワールド・マスパロマス、スーシティパーク、ココドリロパーク、アクアランドなどの愉快なテーマパークもあります。一方、内陸部でもユニークなエクスペリエンスが味わえます。それは、雲海の上を歩くという体験です。つまり、足元に広がる雲を見渡すことができるのです。これは、テヘダ地区などの山を訪れた際によく見られる現象です。 ラス・パルマス・デ・グラン・カナリアの場所:ラス・パルマスは、カナリア諸島に7つある島のうちの1つ、グラン・カナリア島の中心都市です。約25キロ離れた場所にある空港は、数多くの国外の目的地と直行便で結ばれています。市内の港には多数のクルーズ船が入港しています。

マスパロマス砂丘自然公園