ア・コルーニャ時代のピカソはどのような少年だったのでしょうか?
1891年、9歳のパブロ・ルイス・ピカソは家族とともにア・コルーニャに移り住みます。父親はこの町で美術学校の教師として働きました。そしてまさにこの美術学校において、ピカソは素描家として並外れた技術を磨くことになるのです。彼が画家としてのキャリアをスタートさせ、最初の展覧会を開催したのもここア・コルーニャでした。プライベートでは、この土地で初めて恋愛を経験したほか、妹の死に苦しみます。そしてこの出来事は、彼の人生に大きな影響を与えることになります。