コルンブレテス諸島自然保護区
バレンシア州のカステジョン・デ・ラ・プラナに位置するコルンブレテス諸島自然保護区は、古くはセルピエンテス諸島と呼ばれていたもので、火山活動によって生まれた4つの島を中心に地中海に浮かんでいます。その4島とは、現在立ち入りが許可されている唯一の島であるコルンブレテ・グランデ島(別名グローサ島)、ラ・フェレーラ島、ラ・オラダーダ島(別名ラ・フォラダーダ島)、そしてエル・ベルガンティン島(別名カラジョット島)です。 船で心地よく周遊したあとは、グローサ島のトフィーニョ港で下船します。ここを起点にルートを開始し、高さ67メートルの息をのむような灯台へと向かいます。映画のワンシーンのような場所ですから、遠足がてら見に行く価値は十分にあります。 小道を進めば、誰もが憧れるほどの豊かな生物相や生態系が徐々に姿を現すことでしょう。その後、時間が許すようなら、港に戻ってからシュノーケリングを楽しむのもまた一興です。さらにカステジョンのプラネタリウムでは、海底全体を観察することができるほか、この地域の島々や漁についての展示を鑑賞することもできます。