マラガにある王の小道(カミニート・デル・レイ)

新たな体験を求めて1人旅行とそのルート

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ますます1人旅行向けの目的地が増え、その弊害も少なくなってきています。スペインへ向かう1人旅行者はユニークな経験を求め、会う人々や場所の隅々までを楽しみに来ています。スペインは、このような旅行者にも無限の可能性を提供しています。忘れられない体験を求める「一人の」旅行者に、それぞれの目的と時間に沿った、9つの目的地を紹介します。

新しい人に出会いながら、新しい自分にも出会う旅:

サンティアゴ巡礼の道宗教的な目的を持ってサンティアゴ大聖堂を訪れる人々がいる一方、自分自身のリズムでどのくらい遠くまで行けるのかを試し、ほかの巡礼者らとその道のりを共有したいと考えて参加する人も多くいます。ハイキングをしたり、馬に乗ったり、自転車で行ったりと、色々な方法がありますが、一歩一歩進むたびに新たな自分に出会える冒険の旅でもあります。バニョス・デ・モンテマヨール平穏や静けさが好きな人にはお勧めの場所です。温泉で有名なこの小さな町 カセレスに入りましょう。温泉での治療やマッサージをして、自然の中でゆっくりと休みながら唯一無二の体験を楽しめます。

サンティアゴ巡礼の道の巡礼者たち

イビサイビサはコントラストが多くある島で、1人旅行には最適の目的地です。ヒッピーの文化が根強くあるため、その精神とパーティー文化が共存する場でもあり、ディスコでのナイトライフや様々なレジャーを楽しめます。バレアレス諸島 の最高の夕日と最高の日の出が、活気に満ちた目的地であなたを待っています。

イビサの夕日

見事な風景に囲まれ、インスピレーションを探してみましょう:

ガリシアの灯台フィニステレ(ア・コルーニャ州)で世界が終わりを迎えるという伝説がありました。そこで、迷わずに家に帰ることができるようにと、ルートを示す見事な灯台が作られました。その数世紀後、海や山を愛する人々が、1000キロメートル以上に及ぶガリシアの海岸の魔法のようなルートや、スペインでも謎に包まれた土地の1つであるガリシアの、歴史や自然の中にある40基以上の灯台を楽しむことができるようになりました。風車ドン・キホーテは有名な本に足跡を残しただけでなく、カスティーリャ・ラ・マンチャを旅する途中、今日 ドン・キホーテ・ルートと呼ばれるものを無意識のうちに生み出しました。風車(巨人と勘違いしたもの)のある道が主要ルートとなります。コンスエグラの自治体(トレド県)からベルモンテクエンカ県)まで、ラ・マンチャ地方の平地を通りながら、世界で一番有名な文学作品の登場人物の足跡をたどることができます。

ガリシアの灯台ルート

イラティの森ナバーラ北部にある、ヨーロッパでも最大級のモミとブナの森です。紅葉を楽しめる秋がお勧めの時期です。映画のような景色はまるで魔法のようです。イラティの森では小道や小川が混ざり合い、イマジネーションを得ることができる最高の場所でもあります。 

イラビア貯水池、イラティの森

都会から離れて冒険を楽しみたい人向け:

ピコス・デ・エウロパ国立公園100年以上前、スペインで初めて保護地区とされた公園であり、ユネスコから生物圏保護区にも指定されています。アストゥリアス州レオン県カンタブリア州では、山の中にあるカレス・ルートのような小道やハイキングルートを夢中になって楽しめます。数多くある山小屋で夜を越したり、ロッククライミングやキャニオニング、マウンテンバイク、登山コースなど、自然でマルチアドベンチャーを楽しむことができます。王の小道マラガの魅力はビーチだけではありません。ここには、王の小道のような名所も隠されています。王の小道は峠道の壁に設置された通路で、スリルを求める人にとってはうってつけの場所です。歴史と伝説に溢れた道は、川に沿って100メートル以上続き、ただの散歩も冒険へと変わります。小旅行に最適です。 

©パウ・カザルス

ランサロテ島都会から離れて自然と繋がりたいなら、イスラ・ネグラは最高の場所です。ただ携帯電話の電源を切るだけで完了です。景色や雰囲気のコントラストを味わってください。ティマンファヤ国立公園の自然に浸ったり、チカ・ビーチでシュノーケルを楽しんだり、ファマラ・ビーチで1人の時間を求めたりするのもいいでしょう。1人の時間に飽きてきたら、プエルト・デル・カルメンに行けばナイトライフも楽しめ、新しい出会いもあることでしょう。

ランサロテでのサーフィン
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