サンタ・クルス・イ・サンタ・エウラリア大聖堂を訪れる観光客

バルセロナで過ごす完璧な週末:カルチャー・カウディ・サッカー

Barcelona

バルセロナは活気あふれる街で、常に見逃したり、まだ発見できていないことがあったりするため、必ずまた行きたくなる場所のひとつ。でもこの素敵な街で完璧な週末を過ごしたいという方には、あらゆる好みに合う、バルセロナの見どころのおすすめをまとめたこのガイドは見逃せません。メモを用意!

カルチャー

カルチャーがお好きなら、見逃せないミュージアムをいくつかご紹介します。国立カタルーニャ美術館 (MNAC)1929年の国際博覧会のために建設された、モンジュイック国立王宮内に併設。所蔵するロマネスク様式の壁画コレクションは、世界有数の作品にあげられます。他にも、ロマネスク様式の美術品、ゴシック美術品、ルネサンス・バロック様式の美術品、モダンアートの作品をご覧いただけます。 ピカソ美術館ピカソの若き修業時代の作品4000点近くを所蔵。時代を追って展示紹介しているため、ピカソの作品の変遷を理解するのに役立つでしょう。 

上:国立カタルーニャ美術館 (MNAC) / 下:バルセロナにあるピカソ美術館 © csp

バルセロナ市歴史博物館 (MUHBA)中世の建物と発掘調査に触れ、その出土品を通じて紀元前1世紀の設立時から中世までのバルセロナについて知ることができます。バルセロナ現代美術館 (MACBA)現代美術がお好きな方には、この美術館は見逃せません。面積1万4,000平方メートル以上の館内に20世紀後半から現在までに制作された作品5000点を所蔵しています。カイシャ・フォーラム市内を訪れたなら、この文化センターの展示プログラムを是非チェックしてください。とても興味深い展覧会をよく開催しています。

 左上:バルセロナ市歴史博物館 (MUHBA ) / 右上:バルセロナ現代美術館(MACBA) © Allard One / 下:カイシャ・フォーラム、バルセロナ

ガウディ

バルセロナについて語る、それはガウディについて語ること。その独特で魅力的な建築スタイルにより、ガウディの作品は市内で最も多くの人が訪れる建築作品となっています。観光に含めるべきスポットのいくつかをご紹介します。サグラダ・ファミリアおそらく、バルセロナで一番有名なモニュメントの一つ。ガウディが設計した建築の最高峰といえます。未完成のそのシルエットを眺めるのは、まさに一大スペクタクル。その美しさを教会内でも目の当たりにすることでしょう、そしてそれは言葉では表現できない美しさでもあります。グエル公園もうひとつの街のアイコン的存在であり、1900年から1914年にかけて建造された、富裕層向けの都市開発の一環として生まれた公園。野外美術館と見なすこともできる、自然にインスピレーションを受けた創造に、うっとりすることでしょう。  

上:サグラダ・ファミリア © anek.soowannaphoom / 下:バルセロナでガウディが手がけたグエル公園

カサ・バトリョその正面を見ただけで、どんなに素晴らしいか言い表せます。この作品はジョセップ・バトリョの依頼による成果で、彼は自身の新しい住まいとなる住居を改築するために設計を依頼しました。また、このアーティストのアイデアによる様々なデザイン、装飾品や家具が展示されている邸内も、一見の価値があります。  ラ・ペドレラカサ・ミラは、ラ・ペドレラの愛称で親しまれ、20世紀初頭にはありえなかったフォルムで設計された建造物。邸内には、バルセロナのガウディ・ビジターセンターがあります。屋上で間近に見ることができる煙突が見どころ。

上:カサ・バトリョ © LuisPinaPhotography / 下:ガウディの作品ラ・ペドレラ、バルセロナ © Distinctive Shots

サッカー

FBバルセロナは、事実上、世界中で知られているため、本拠地のスタジアムも、市内で最も多くの人が訪れる、もう一つの人気スポットです。 スポーツが盛んな街バルセロナの一面を発見したいという方は、カンプ・ノウ のスタジアムツアーに参加してみてはいかが。料金は26ユーロから。バルサミュージアムの見学とセットになっています。もう一つのオプションは、グラウンド上で仮想現実体験を楽しむ バルサ・バーチャル・エクスペリエンスしかもご滞在が試合と重なれば、チケットを購入し、世界で最も有名なスタジアムの一つで一流のサッカーを堪能することもできます。

FCバルセロナのスタジアム カンプ・ノウ

ご覧の通り、この街には退屈という言葉は存在しません。バルセロナで完璧な週末を楽しみたいなら、これらの選択肢のどれも無視できないはず。

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