バレンシアのオレンジ畑

バレンシアのオルタを知る

バレンシア州

自然や静けさ、人類の起源に触れることが好きならば、バレンシアの農地を訪れましょう。

バレンシアの農地とは何でしょう?

バレンシア州の一部の12,000ヘクタールを超える農漁業地が、国際連合食糧農業機関(FAO)によって世界重要農業遺産システムに指定されました。様々な文明が足跡を残し、その改善と改良に貢献してきた、数世紀の歴史がある土地です。ローマ人からアラブ人に至るまで、灌漑用水路を灌漑システムとして設立してきました。このシステムは現在でも地域の重要な鍵の一つです。

バレンシアのキャベツ畑

オルタで何ができますか?

見かけとは違い、オルタというのは田畑や栽培をする場所だけではありません。ここでは、タイガーナッツ、玉ねぎ、アーティチョークなどの畑の間の水路に沿って歩いたり、自転車に乗ったりして、自然に触れることができる環境を楽しめます。更に、アルケリアと呼ばれる家屋や小屋などの典型的な建築物がある歴史的、文化的遺産を持つ、いくつかの小さな町を見ることができます。

 オルタの自転車

オルタのグルメ

バレンシアのグルメは、パエリアだけにとどまらず、健康的で美味な料理を作りだすオルタから生まれるのです。その一つが、赤パプリカを主原料として塩漬け鱈を添えた料理、エスガラエットです。また、オルタで収穫したたくさんの野菜が入っているスープ、バレンシア鍋もあります。さらに、バレンシアの名産物の一つとして、オルタで採れるタイガーナッツから生まれるオルチャータを忘れてはなりません。バレンシアのオルタでは、この地域の美食の起源を発見し、灌漑用水路の水の音を聞きながら、地平線まで届く農地の景色を楽しめます。

バレンシアの郷土料理エスガラエット
オルタの農作物
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