グラナダのモクリンとムーア人の城からの眺め

カリフ王国ルートでアンダルシアの過去と現在を旅しましょう

アンダルシア

丘の上の城や城壁の村などアル・アンダルスに移動できます。グラナダからコルドバにかけ、中世にイスラム教徒が旅したルートが伸びています。このルートは欧州評議会によって「文化的な旅程」に認定されています。カリフ王国ルートと呼ばれるもので、アンダルシアの歴史を巡る旅を楽しめます。

スペインのこの地域は、イスラム教徒とカトリック教徒間の戦い、10世紀の歴史を持つ古代文化と現在の伝統について話すのです。これはアンダルシア訪問時に特におすすめのコースで、長さは200キロメートルにも達し、あらゆる年代の方に適した目的地となっています。このアンダルシアの旅程が、隠すいくつかの場所と歴史的なデーターです。- モニュメント:グラナダ県にはアラブ式の橋であるピノス・プエンテとナスル朝のモクリン城があります。コルドバにはルケの要塞、ルセナ城、プリエゴ・デ・コルドバ城などがあり、バエナの旧市街にはイスラム教の街並みが残されています。ハエンでは、アルカラ・ラ・レアルの モタ城 を訪れます。- アラブ人から引き継いだグルメ:料理のレシピのなかにはイスラム文化に由来するものがあります。肉団子 --ミートボール--、 パン粉 --パン粉を揚げたもの--、 ライスミルク --デザート--、これらは、1000年前と同じように今も味わうことができます。  

左上:ライスプディングとデーツ © Parador de Carmona.右上:ナサリエスの箱、グラナダのアラビア工芸品下:プリエゴ・デ・コルドバ城 © プリエゴ・デ・コルドバ市役所

- 伝統工芸品:陶芸はカリフ王国ルートにある村々で現在も行われているもので、アラブ文化の遺産です。スペイン語の「オイル」や「エスカベッシュ」もこの文化から受け継いだものです。カリフ王国ルートはハイキングで締めくくることができます。そのため、このアンダルシアをめぐるルートを楽しむ際は、歩きやすい靴を履いたうえで、スブベティカス山脈自然公園内を歩くことをおすすめします。その間、歴史の流れを背景で聞きます。

スベティカ山脈スエロスのバイロンのバイロン展望台
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