
テイデ国立公園

スペイン最高峰の周囲に息吹く生命
カナリア諸島のテネリフェ島の心臓部に、ヨーロッパ全域でも屈指の訪問者数を誇る国立公園があります。ここでの本当の主役は、海抜3,715メートルにあるスペインの「屋根」テイデ火山です。一歩踏み出す度に何か驚きに値する発見があるはずです。目を大きく見開きましょう。噴火によって形成されたエコシステムの中に、特に無脊椎動物が傑出している貴重な動物相だけでなく、ヨーロッパの高山や独特の地層に適応した植物相も生息・生育しています。
テイデ国立公園
カナリア諸島の群島に属するテネリフェ島の中央に位置しています。
テネリフェ島 (カナリア諸島)
テネリフェ島 (カナリア諸島):
- Adeje
- Arico
- Fasnia
- Garachico
- Granadilla de Abona
- Guancha, La
- Guía de Isora
- Güímar
- Icod de los Vinos
- Orotava, La
- Realejos, Los
- San Juan de la Rambla
- Santiago del Teide
- Vilaflor
Carretera TF-21, km 32,1 Los Realejos
38414 Orotava, La, テネリフェ島 (カナリア諸島)
Carretera TF-21, km 46,5
38300 Orotava, La, テネリフェ島 (カナリア諸島)
Calle Dr. Sixto Perera Gonzalez, n. 25, El Mayorazgo. Villa de La Orotava
38300 Orotava, La, テネリフェ島 (カナリア諸島)
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画像で
知っておくべきこと
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ご覧いただけるもの
自然愛好家にとってこの地域の火山の舞台は、どのスロープに身を置いたとしてもユニークな楽園です。動物相には1,400種を超える無脊椎動物と、約20種類の鳥類が含まれます。それらに加えて、最大212種類の植物種からなる印象的な植物相も存在します。これらの植物のうち、58種はカナリア諸島にしか生育していませんが、中でもトップの座に君臨するのがテイデニオイスミレです。この紫色の花は海抜2,400メートル以上の高所でのみ生育するため、ハイキング中によく注意して見つけてください。公園のもうひとつの大スターはエキウム・ウィルドプレッティです。エキウム・ウィルドプレッティは背丈が3メートルに達する植物で、春になると火山の斜面はそのパワフルな色で染まります。さらに、テイデが噴火のたびに後に残した気まぐれな地形と岩々が、訪問客たちを驚嘆させ続けることでしょう。マグマ、溶岩、溶岩流が、独特であると同時に美しい風景を形作ってきたのです。
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公園内のルート
公園は徒歩で探索するのが一番お勧めです。41本のルートが、テイデの中心部をめぐる冒険を標識を通じて案内してくれます。その中でも、最もアクティブな人には、8.3キロメートルの長さと難易度の高いモンターニャ・ブランカ - ピコ・デル・テイデのルートが際立っています。難易度が低めながら、同じように興味深いルートとして、全長5キロメートルで難易度が中程度のモンターニャ・トミージョスのルートや、全長5.5キロメートルで難易度が低く、地元の動植物を観察するのに最適なフォルタレサのルートがあります。カナリア諸島にいることを忘れないようにしてください。常に日よけ、水を携帯し、頭は覆いましょう。テイデ国立公園のマップ
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この地区では以下をお忘れなく...
もっと詳しく知る: テイデ天文台には、世界でも屈指の太陽望遠鏡がいくつか設置されているため、訪問することをおすすめします。天文台では観測の重要性と、テネリフェが光線を研究するのに最適な場所である理由についての説明があります。公園のもうひとつの魅力は、侵食によって造形された火山岩のコレクション、 ロケス・デ・ガルシアにあります。岩々が現在もつ独特の姿かたちが浸食によって創り出され、公園全体でも最も珍しい景色のひとつとなっています。最後のプランになりますが、一日の締めくくりに、ナリセス・デル・テイデ展望台まで登ってみてはいかがでしょう?標高2,000メートル以上の高みでの夕暮れは、雲の海に太陽が沈んでいくようで、じつにユニークな光景です。
インスピレーションを得るプラン