ロス・ピコス・デ・エウロパ国立公園

ご覧いただけるもの

11の村々に広がるピコス・デ・エウロパは、スペインで唯一の人が住む自然公園であり、旅行者はここで異色の体験ができます。田舎の生活と自然が、このようにして独特の環境の下で、何世紀もの長きにわたって共存してきました。ここでは、例えば、イベリア半島に存在する脊椎動物の半分以上が、園内のさまざまな風景の中に分布して生息している様を目にすることでしょう。牧草地、湖、ナランホ・デ・ブルネスなどの山々、峡谷、素晴らしい森には、公園の「住民たち」が住んでいるのです。ノロジカやシャモアなどの大型哺乳類が、驚きに値する数多の鳥たちの代表各、ヨーロッパオオライチョウやエジプトハゲワシと舞台を共有し、共存しています。

公園内のルート

公園には車でアクセスできますが、園内に入ると 30以上のセルフガイドルートが見つかるでしょう。同様に、3つのビジターセンターがあり、セルフガイドルートに関する情報と、ピコス・デ・エウロパについて知識を深める最良の方法に関する情報を入手することができます。公園を構成する3つの県では、7月から9月の間に 無料ガイド付きルート も企画されます。公園全域に 17の展望台が分散し、そこで待ちうける見事な景色に誰もが恋することでしょう。ロス・ピコス・デ・エウロパ国立公園のマップ

この地区では以下をお忘れなく...

カンガス・デ・オニスには コバドンガの王室御用邸があります。この宗教複合施設の中でも、サンタ・クエバと、722年のコバドンガの戦いを記念して建てられたバシリカ教会堂がとくに際立っています。長い歴史を誇るこの土地に、レコンキスタの第一歩となったアストゥリアス王国が建てられました。味わい深い 地元のグルメの探求も忘れないでください。カブラレス、べヘス-トレスビソ、またはバルデオンといった、この土地のブルーチーズの美味しさは格別です。古典的なアストゥリアス料理のファバーダ、赤身肉、有名な ピトゥ・デ・カレヤ、地元の鶏肉などの他の料理を試すためにも、この地のレストランのどれかひとつに立ち寄る価値がおおいにあります。