ムニエージョスの森林自然保護区

ムニエージョス生物圏保護区

アストゥリアス州

アストゥリアスの中心地


アストゥリアスの西部にムニエージョスの生物圏保護区は位置しており、近年、その区域はナルセア川、デガニャ川、イビアス川の上流にまで拡大されました。この山岳風景の中にイベリア半島最大のオークの林があり、ヨーロッパでもっとも保存状態の良いものの1つとされています。

ナルセア川とその支流であるムニエージョスやタブリザスは500平方キロメートルを超える広大な土地を誇り、ムニエージョス生物保護区に加えて、ナルセア川、デガニャ川、イビアス川の源流をも含んでいます。このエリアは山、谷、数々の小川からなり、アストゥリアスの自然がほぼ手つかずの状態で保存されています。保護区の中の最大の中心地はムニエージョス、ラ・ビリエジャ山、バルデボイスの山々からなり、イベリア半島で最大のオークの林(無茎オーク)を有し、ヨーロッパでももっとも貴重なものの1つとされています。オークの他にも、カバノキ、ヒイラギ、イチイ、ブナといった湿地の森特有の種が斜面に緑豊かに生息し、ナルセア川上流とその支流の水辺地帯へ目を向けると、トネリコとポプラの木が多く見られます。保護区の中のもっとも興味深いルートの1つに、数千年前の氷河に起源を持つピコ・デ・ラ・カンダノサの沼地に続くルートがあります。広大な森林と保護区の下草は、ヒグマ、オオカミ、キツネ、イノシシ、ノロジカ、その他のカンタブリアの動物相の代表的な種の避難所となっています。生物圏保護区に登録されたことで、自然遺産を保護しつつ、保護されたエリアが含まれる地域の持続可能な開発が可能となりました。

生物圏保護区 自然地帯 CETS

ムニエージョス生物圏保護区


アストゥリアス州

スペースのタイプ:生物圏保護区 面積:50,000 ヘクタール Eメール:turismo@ayto-cnarcea.es TEL::+34 985811498 (Oficina de Turismo - "Palacio de Omaña") Webサイト:ムニエージョス生物圏保護区 Webサイト:ムニエージョス生物圏保護区

アストゥリアス (アストゥリアス州):

  • Cangas del Narcea
お役立ち情報

知っておくべきこと


  • 文化情報

    このユニークな自然空間には、イビアス、デガニャといった自治体の他、コリアス修道院があるカンガス・デ・ナルセアといった町も含まれています。

  • 環境情報

    ムニエージョス保護区は白樺、ブナ、ヒイラギ、イチイ、そして何よりもオークなどの落葉樹が生息する広大な森林地帯として広く知らています。保護区に生息する動物相では、ユーラシアヒグマ、オオカミ、ライチョウなどが有名です。

  • 観光情報

    保護区への入場には、事前にアストゥリアス環境局から許可を得る必要があり、1日あたり最大20の許可が与えられています。保護区のビジターセンターは、カンガス・デル・ナルセア地方議会に属するタブリザス地区にあります。センター内には保護区の自然の特徴に関する展示があり、保護区内のルートに関するあらゆる情報が準備されています。

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