
モンフラグェ国立公園

ヨーロッパに最後まで残っている手つかずのエコシステムのひとつ
カセレス地方のタホ川とティエタル川の合流により、セイヨウヒイラギガシ、コルクガシ、穏やかな山々からなり、また世界最大のクロハゲワシのコロニーのひとつが棲みかとする、巨大な岩々の風景が創り出されました。エストレマドゥーラ唯一の国立公園は、スペインでバードウォッチングに最適な場所の一つとなっています。しかし、大型の猛禽類の飛翔を追うだけでなく、秋には鹿の発情期を目撃したり、展望台から外を眺めたり、城の塔に登ったりすることもできます...ローマ人が Mons fragorum と名付けた場所へようこそ。これは「密林」を意味します。
モンフラグェ国立公園
カセレス県(エクストレマドゥーラ)の北、カセレス、プラセンシア、トゥルヒージョの街によって形成された架空の三角形の中にあります。
カセレス (エクストレマドゥーラ)
カセレス (エクストレマドゥーラ):
- Casas de Miravete
- Jaraicejo
- Malpartida de Plasencia
- Serradilla
- Serrejón
- Toril
- Torrejón el Rubio
Carretera EX-208 km 9, a 6 km del casco urbano de Malpartida de Plasencia
10680 Malpartida de Plasencia, カセレス (エクストレマドゥーラ)
10695 Villareal de San Carlos, Serradilla, カセレス (エクストレマドゥーラ)
Activa JS
画像で
知っておくべきこと
-
ご覧いただけるもの
クロハゲワシ だけがモンフラグェの主人公ではありません。かなりの数のイベリアカタシロワシもやって来ます。これらの威風堂々とした鳥たちが、ワシミミズクやシロエリハゲワシなどの他の鳥と一緒に飛ぶのを見るのは、じつに素晴らしい体験です。そして、モンフラグェ内でそうした体験ができる格好の場所が、標高300メートルの崖の上にある、「ジプシーの断崖」として知られる展望台です。巨大な垂直の岩のほか、鹿やキツネ、カワウソといった他の動物たちの棲みかとなっている地中海の森、貯水池、牧草地もあります。
-
公園内のルート
いちばん一般的なのは、セルフガイド旅程を通じてモンフラグェを知ることです。タハディージャの展望台からの黄ルート(8.9キロメートル、難易度:低い)、アロヨ・デ・マルベシーノ-ヒミオの丘を通る緑ルート(7.9キロメートル、難易度:低い)、またはモンフラグェ城からの赤ルート(16キロメートル、難易度:中ぐらい)から選択が可能です。車で行く行程は2つあり、ビジャ・レアル・デ・サン・カルロス(ビジターセンターがある場所)からから城、またはポルティーリャ・デル・ティエタルまでのコース途中にある主な展望台に停車します。ガイド付きルートをご希望の場合は、公園側が週末に行っています。また、事前に許可を求めれば、公園の待合室経由で自転車または乗馬でコースを辿ることができます。いずれにせよ、城の追悼塔(134段の階段を上った後で素晴らしい景色を眺めることができる場所)や、カルデナル橋(タホ川の水に沈んでいない時間を狙わなければいけません)といった、シンボリックな場所を訪問してみたいと思うでしょう。モンフラグエ国立公園のマップ
-
この地区では以下をお忘れなく...
モンフラグェがスペインでも有数の、すぐれた星空観察スポットであることはご存知でしたか?実際、天文台が1か所、トレホン・エル・ルビオに設置されており、そこには強力な望遠鏡があります。また、アローヨ・マルベシーノやカサス・デ・ミラベテなどの他の地点にも天体観測ポイントがあります。もう一つの興味深い訪問先はモンフラグエ ロックアート インタープリテーション センター。さらにこの国立公園は、プラセンシア市、カセレス市、トゥルヒージョ市が形成する三角形の真ん中にあるので、これらの都市を訪問して、ミガス、イベリコ生ハム、シカのシチュー(カルデレタ)といった典型的な料理を試食されてはいかがでしょう?
インスピレーションを得るプラン