モンフラグエ国立公園
ヨーロッパに最後まで残っている手つかずのエコシステムのひとつ
カセレス地方のタホ川とティエタル川の合流により、セイヨウヒイラギガシ、コルクガシ、穏やかな山々、そして世界最大のクロハゲワシのコロニーのひとつが棲みかとする巨大な岩々の風景が創り出されました。したがって、エクストレマドゥーラで唯一の国立公園は、スペインで最もバードウォッチングに適した場所のひとつになっています。それだけではありません。大型猛禽類の飛行を追うだけでなく、秋には発情期の鳴き声に立ち会えるでしょう。展望台に立ち寄ってもいいですし、城の塔に上ることも可能です。ローマ人が モンスフラゴルムと名付けた場所:フラゴソ山へようこそ。
モンフラグエ国立公園
カセレス県(エクストレマドゥーラ)の北、カセレス、プラセンシア、トゥルヒージョの街によって形成された架空の三角形の中にあります。
カセレス (エクストレマドゥーラ)
Villareal de San Carlos
10695 Villareal de San Carlos, Serradilla, カセレス (エクストレマドゥーラ)
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知っておくべきこと
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ご覧いただけるもの
クロハゲワシ だけがモンフラグェの主人公ではありません。かなりの数のイベリアカタシロワシもやって来ます。これらの威風堂々とした鳥たちが、ワシミミズクやシロエリハゲワシなどの他の鳥と一緒に飛ぶのを見るのは、じつに素晴らしい体験です。そして、モンフラグェ内でその体験ができる恰好の場所は、標高300メートルの崖の上にある 「ジプシーの断崖」として知られる展望台です。巨大な垂直の岩のほか、鹿やキツネ、カワウソといった他の動物たちの棲みかとなっている地中海の森、貯水池、牧草地もあります。
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公園内のルート
いちばん一般的なのは、 セルフガイドの旅程を通じてモンフラグエを知ることです。タハディージャの展望台からの黄ルート(8.9キロメートル、難易度:低い)、アロヨ・デ・マルベシーノ-ヒミオの丘を通る緑ルート(7.9キロメートル、難易度:低い)、またはモンフラグェ城からの赤ルート(16キロメートル、難易度:中ぐらい)から選択が可能です。車で行く行程は2つあり、ビジャ・レアル・デ・サン・カルロス(ビジターセンターがある場所)からから城、またはポルティーリャ・デル・ティエタルまでのコース途中にある主な展望台に停車します。ガイド付きルートをご希望の場合は、公園側が週末に行っています。また、事前に許可を求めれば、公園の待合室経由で自転車または乗馬でコースを辿ることができます。いずれにせよ、城の追悼塔(134段の階段を上った後で素晴らしい景色を眺めることができる場所)や、カルデナル橋(タホ川の水に沈んでいない時間を狙わなければいけません)といった、シンボリックな場所を訪問してみたいと思うでしょう。モンフラグエ国立公園のマップ
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この地区では以下をお忘れなく...
モンフラグエがスペインでも有数の、優れた星の観測地であることはご存知でしたか?実際に、トレホン・エル・ルビオやアロヨ・デ・マルベシーノ、カサス・デ・ミラべテには 天文台 があります。もうひとつ、モンフラグエ洞窟芸術ビジターセンターへ訪問してみるのも面白いかもしれません。さらに、この国立公園は、 プラセンシア、カセレス、トゥルヒージョが形成する三角形の真ん中にあるので、これらの都市を訪問して、ミガス、イベリコ生ハム、シカのシチュー(カルデレタ)といった典型的な料理を試食されてはいかがでしょう?
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