パレンシア山地とカリオナスの泉

パレンシア山地自然公園

Palencia

カリオン川とピスエルガ川の急峻な源流


この自然空間はパレンシア県にありレオン県(両方ともカスティージャ・イ・レオン州に属す)とカンタブリア州に接しています。標高2,500メートルを超える山々の険しさが特筆されるだけでなく、そこには巨大な崖に加え、氷山から生まれた湖を擁する深い谷が形成されています。

こうした山からは2本の大きな川が流れ出ています。カリオン川とピスエルガ川です。前者は山地の急斜面に源流があり、カリオン峡谷を生み出しておりますが、ここでは巨大な岩肌が、1年の季節によって色を変える植物で覆われた平原と対称的です。後者はより穏やかな風景が源流で、ここにはナラやオークがあふれる森があります。昔から、その源泉はコブレ洞窟の内部にあると言われてきました。この自然公園が以前、「カリオナスの泉とコブレの泉の自然公園」と呼ばれていたのもそのためです。

自然地帯 CETS

パレンシア山地自然公園


公園の家

C/ El Plantío, s/n

34840  Cervera de Pisuerga, パレンシア  (カスティージャ・イ・レオン)

スペースのタイプ:自然公園 面積:78,360 ヘクタール Eメール:cp.montanapalentina@patrimonionatural.org TEL::+34 979 870 698 TEL::+34 979 139 401 Webサイト:パレンシア山地自然公園 Webサイト:パレンシア山地自然公園

パレンシア (カスティージャ・イ・レオン):

  • Aguilar de Campoo
  • Brañosera
  • Castrejón de la Peña
  • Dehesa de Montejo
  • Palencia
  • Pernía, La
  • Polentinos
  • San Cebrián de Mudá
  • Triollo
  • Velilla del Río Carrión
お役立ち情報

知っておくべきこと


  • 文化情報

    この公園があるパレンシア県北部の一帯には、世界で最も重要なロマネスク芸術群が集中しています。まさにパレンシア市内から、いわゆる「パレンシアのロマネスク・ルート」が始まります。このルートはサンティアゴ巡礼の道に関連する地域で発展した中世の豊かな遺産をたどるもので、ルート上には50棟以上の建造物が今でもそのまま残されています。

  • 環境情報

    この公園は、自然、景観、動物、植物の面で多大な価値を誇ります。動物相ではヒグマの生息地として際立っていますが、オオカミ、シカ、カワウソなども目にすることができます。植生については、カバ、ブナ、オーク、セイヨウヒイラギガシなどが豊富です。地形は、山の硬く締め付けられた石灰石で構成されています。

  • 観光情報

    この公園はヒグマの繁殖を理由に2月から6月まで立ち入りが制限される場合があります。この時期に訪問される場合は事前にお問い合わせされることをおすすめします。セルベラ・デ・ピスエルガには公園の家があり、訪問者はここで、この地域に関するすべての情報を入手できます。公園の家はサンタンデール空港から北に1時間半の地点に位置しています。セルベラまで行くには、空港から道路A-67とCL-626を利用します。南、すなわちパレンシアから向かうには、同じく道路A-67を利用した後、道路P-227に入ります。詳細は、周辺自治体の観光案内所にお問い合わせください。