フエルテベントゥーラ島および海域生物圏保護区
1,658平方キロメートルの面積を誇るフエルテベントゥーラ島はカナリア諸島で2番目に大きな島です。ユネスコは2009年に島とその海洋生息環境を生物圏保護区に登録しました。
フエルテベントゥーラ島はカナリア諸島の最東端に位置し、生態系の多様性とそこに生息する海洋生物の豊かさで知られています。この島では砂漠や半砂漠地帯、さらには海洋環境まで目にすることができます。海洋生物ではマッコウクジラとイルカが有名で、砂浜ではウミガメが繁殖をすることでも知られています。また、世界でも有数の地理古生物学の観測所の一つでもあります。フエルテベントゥーラ島を生物圏保護区に登録したユネスコは、持続可能な観光の実践を目指す島としても評価しています。実際、再生可能エネルギーに関しても欧州連合が掲げる最良のモデルの一つとなっています。
フエルテベントゥーラ島および海域生物圏保護区
フエルテベントゥーラ島 (カナリア諸島)
フエルテベントゥーラ島 (カナリア諸島):
- Puerto del Rosario
- Antigua
- Betancuria
- Oliva, La
- Pájara
- Tuineje
Activa JS
知っておくべきこと
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文化情報
フエルテベントゥーラ島では、民俗祭や大衆舞踊、(島特有の)工芸品に伝統が色濃く残っており、現在も保存されています。もっとも目を引く建築物が宗教建築です。
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環境情報
他には類を見ない景色が特徴です。島のわずかな植生の中でも、その微気候の要因が重なり合い島独自の種が発生しました。その点、サラダル・デル・ハンディアとロス・リスコス・デル・カルニセロのエリアやグラン・タラハルのヤシ並木が有名です。また、コラレホ砂丘自然公園とロボス島も広く知らており、金色の砂が続く透明な水のビーチが有名です。フエルテベントゥーラ島で最後の火山活動に由来する美しい天然記念物、マルパイス・デ・ラ・アレーナもお見逃しなく。
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観光情報
フエルテベントゥーラ島は空路でも海路でも簡単にアクセスが可能です。空港からはグラン・カナリア島とテネリフェ島を行き来する便が毎日運行されています。また、カナリア諸島の主な島々とも船でつながっています。
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