シエラ・エスプーニャ地方公園
風景、歴史と慣習の素晴らしいモザイク
山間地にあるシエラ・エスプーニャ郡は、ムルシアでも最もアクセスしやすい地域です。
シエラ・エスプーニャ自然公園は、ムルシア地方の中央部、アラマ・デ・ムルシア、トタナとムラの市境にあります。コントラストにあふれた自然空間で、ここでは森林、ステップや高山、川やダム、灌漑地や乾いた土地などを目にすることができます。平均高度は800mぐらいで、最高地点は1,583mです。シエラ・エスプーニャの起伏に富んだ風景こそがまさにその主な魅力の1つであり、これにより通常は見られない印象的な風景が生まれます。レイバの壁、エル・ボスケの刀、ムエラのメセタ、へバス峡谷やオス峡谷などです。また、その起源が16世紀に遡り、1,300mの高さにあるポソス・デ・ニエベ(雪の井戸)も、非常に興味深い存在です。以前は冷凍庫の役割を果たした円形の大規模構造物26点が、地中から発掘されています。冬になるごとに労働者たちが雪を内部に詰めて、春になってできた氷を地域の街で消費していたのです。
シエラ・エスプーニャ地方公園
30840 Alhama de Murcia, ムルシア (ムルシア州)
ムルシア (ムルシア州):
- Aledo
- Alhama de Murcia
- Librilla
- Mula
- Pliego
- Totana
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知っておくべきこと
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文化情報
ポソス・デ・ニエベに加え、アラマ・デ・ムルシアにあるローマ風呂、アレドにあるカラオーラの塔やムラにある「ロス・ビジャリコス」遺跡のような、郡内に点在する史跡遺産や考古学遺産も興味深いものです。
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環境情報
シエラ・エスプーニャでは、1,000種類近くに達するさまざまな植生があり、この地域の植生のうち3分の1を占めています。アレッポマツ、セイヨウネズやビャクシンは、最も特徴的な植物の例です。動物相については185種が確認されており、その中にはエスプーニャのリスなど興味深い固有種もあります。また、ワシミミズク、ハヤブサ、オオタカやイヌワシなど猛禽類の存在も際立っています。
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観光情報
ウエルタ・エスプーニャからフエンテ・デル・イロにかけた一帯にある観光案内所「リカルド・コドルニウ」や、エル・ベロとラス・アルケリアスのオフィスは、訪問者がシエラ・エスプーニャの自然環境や、ガイドつきアクティビティやコースについての情報を得られる場所となっています。
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