バスク地方のアイアコ ハリア自然公園の馬

グリーン・スペインで過ごす一週間

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スペイン北部の目を見張る風景


グリーン・スペインを構成する四つの州を東から西へとたどるルートをご紹介します。その四州とは、バスク州カンタブリア州アストゥリアス州ガリシア州のことです。旅の始まりと終わりは、多数の国際線が接続している重要な空港が近くにある、ビルバオとサンティアゴ・デ・コンポステーラです。

グリーン・スペインにあるルートをご紹介します。

1日目:バスク自治州のビルバオ

ここでご紹介するビルバオを通るルートは、街の起源となった場所から始まります。

ビルバオ

午前中は旧市街を観光

河口に隣接するアレナル通りから出発します。片側には市庁舎、もう一方にはアリアーガ劇場があります。劇場を後にし、旧市街にアクセスします。雰囲気のあるこの地域には、ピンチョスでいっぱいのカウンターがあるバーや、石畳の歩行者専用道路、ウナムノ広場やヌエバ広場などの広場であふれています「シエテ・カジェス」(7大通り)として知られるソメラ、アルテカジェ、テンデリア、ベロスティカジェ、カルニセリア・ビエハ、バレンカレ、バレンカレ・バレナ通りをぜひ訪れてみてください。当初はソメラ、アルテカジェ、テンデリアの3つしかありませんでしたが、これらの通りはこの都市の起源であり、その配置は中世以来ほとんど変更されていません。一方はサンティアゴ大聖堂に到着し、もう一方はリベラ市場に到着します。ここまでルートの大部分がビルバオの古い城壁の囲いを形成し、そこからロンダ通りの跡を見ることができます。昼食時には、旧市街のバーに行ったり、リベラ市場でバスク料理を味わったり、市庁舎の橋を渡ってアルビア庭園周辺のエンサンチェ地区で食事をしたりできます。

ビルバオ、リベラ市場のピンチョス

現代アートを楽しむ午後

ビルバオには多くの現代建築物があることをご存知でしょうか。アルビア庭園、グッゲンハイム美術館エウスカルドゥナ国際会議場・コンサートホールと、その周辺で構成される三角形を通って確認してみてください。たとえば、プリツカー賞を受賞した建築家の建築物4棟を、わずか1キロメートルの間の距離で見ることができます。フランク・O・ゲーリーのビルバオ・グッゲンハイム美術館、ラファエル・モネオのデウスト図書館、アルバロ・シサの大学講堂、そしてノーマン・フォスターの地下鉄駅の入り口です。河口に沿って歩くと、グッゲンハイムを囲むルイーズ・ブルジョワ、ジェフ・クーンズ、アニッシュ・カプーアの彫刻作品群を見ることができます。最後に、グッゲンハイム美術館を訪れる時間を確保しておいてください。この街のシンボルであり、世界で最も有名な現代美術館の1つです。さらに、近くにはビルバオ美術館が建っているほか、その周辺には約30のアートギャラリーがあります。

ビルバオのグッゲンハイム美術館

ビルバオでのその他のプラン

遊覧船観光。ボートで河口を航行し、海岸沿いの建築物を見て回ってください。ケーブルカーで上昇。アルチャンダ山へケーブルカーで登り、そこから見える街の絶景を楽しみましょう。ビスカヤの吊り橋。現在も稼働している世界初の鉄製フェリー橋をぜひご覧ください。ポルトガレテ(ポルトガルの河口に沿った海路の一部で、ビルバオから約15 kmに位置する)にあるこの橋は、世界遺産に登録されています。ピンチョス巡り。ピンチョスをベースにしたビルバオ料理を味わうための「ポテス」(バスク地方の「タパス」)巡り。エンサンチェの「7大通り」およびディプタシォン、レデスマ、エルシージャ通り周辺の人気エリアです。

ビルバオのプエルタ・イソサキ・アテア

2日目:バスク地方のドノスティア=サン・セバスティアン

サン・セバスティアンは、ラ・コンチャと呼ばれる美しい都市型ビーチによって海に面している都市です。広い商業通りや、ピンチョスで有名な重要な旧市街があります。

距離:100Km 移動: 車で / 期間: 1時間

 ドノスティア=サン・セバスティアンにあるチジーダのペイネ・デル・ビエント

湾の全景

午前中はウルガル山またはイゲルド山の高台から街を眺めながら過ごしましょう。ウルガル山は中心部に近く、サンタマリア大聖堂からわずか1キロ歩いた後の景色をお楽しみいただけます。そこの高台からは、街にある3つのビーチを見ることができます。一方、イゲルド山へはケーブルカー(サンタマリア大聖堂からわずか3 km)で登ることをお勧めします。素晴らしい景色を楽しむことができ、小さな遊園地もあります。

ドノスティア=サン・セバスティアンの眺め

旧市街

ウルガル山のふもとに位置し、街で最も活気のあるエリアの1つです。なぜでしょう。それは、石畳の通りには、ピンチョスが味わえる場所がたくさんあるからです。まず、このエリアを散策し、サン・セバスティアンで最も古い寺院、サン・ビセンテ教会と、サンタマリア大聖堂を訪れましょう。昼食時には、これから紹介する通りを参考にしてください。ペスカデリア、31・デ・アゴスト、プエルト、フェルミン・カルベトン、ナグシア、サン・ヘロニモ、そしてコンスティトゥシオン広場などです。ピンチョスは、店をはしごしてさまざまな種類を食べるのが伝統です。中でも最も人気があるのは、アンチョビ、串焼き、シーフード、マッシュルーム、創作料理です。

ドノスティア=サン・セバスティアンのバリオ・ビエホ教会

ラ・コンチャとロマンチックな街

昼食後には、ラ・コンチャの海岸沿いの通りを散歩したり、海を見ながら休憩したり、テラスでコーヒーを飲んだりしてみてはいかがですか。この海岸沿いの散歩道には市庁舎があり、ラ・コンチャのすぐ近くにはブエン・パストール大聖堂ビクトリア・エウヘニア劇場などの建築物があります。このエリアはロマンチックな街として知られ、歩いて優雅な19世紀の建築物を見て回ることができる場所です。さらに、店であふれる多くの歩行者通りがあります。街で記念写真を撮りたいなら、マリア・クリスティーナ橋やビルバオ広場などの場所がお勧めです。日没時、観光客が最も手軽に楽しめる地元名物といえば、夕焼けの景色です。これから紹介する3カ所のビーチが特にお勧めです。ラ・コンチャからは、特徴的な柵ににもたれながら。 スリオーラからは、隣で照らされるクルサール宮殿と一緒に。そしてオンダレタからは、チジーダの彫刻「ペイネ・デル・ビエント(風の櫛)」も見ることができます。

ドノスティア=サン・セバスティアンのラ・コンチャ海岸

サン・セバスティアンでのその他のプラン

星付きグルメ。ここでのグルメはひと味違います。この街にはミシュランの星付きレストランが何軒もあります。なかでも、「アケラーレ」と「アルサック」の両レストランは群を抜いた存在です。また、サン・セバスティアンの市街地からわずか10キロメートルの距離にある「マルティン・ベラサテギ」も同様に際立っています。遊覧船観光。水中用カメラ付き双胴船ツアーや湾周辺のボートツアーなど、海でのアクティビティに参加できます。ナイトレジャー。サン・セバスティアンでは、午前2時~3時頃までナイトライフを楽しむことができます。カクテルバーやパブがある旧市街や、オルタナティブミュージックやモダンなバーがあるレジェス・カトリコス通り、また若者が集まるバーが点々と並ぶグロス地区、そしてマイクロシアターやライブミュージックで知られるエヒアなどが夜に賑わいます。

ドノスティア-サン・セバスティアンで食べるピンチョス

3日目:カンタブリアのサンタンデールとアルタミラ

カンタブリア地方では、美しい湾のあるサンタンデールの街を訪れ、アルタミラの有名な洞窟画を見学しに行きましょう。

距離:230Km 移動: 車で / 期間: 2時間

サンタンデールのマグダレーナ宮殿

午前中はサンタンデールを観光

サルディネロビーチは、サンタンデール隣接する美しい海岸です。砂浜を静かに歩いたり、海で足をつけたりしながらマグダレーナ半島に向かいます。必見スポットといえばマグダレーナ宮殿の周辺ですが、そこにはサプライズが用意されています。サンタンデールの小さな海洋公園では、屋外でペンギンを観察することができるのです。ペレダ通りに沿って、近代的なボティンセンターがある反対側まで歩き続けます。約3.5キロメートルの距離にあるこのエリアは、サンタンデール銀行の本部など、多数の大邸宅や歴史的建造物があり、この街の中でも重要な場所です。特に日曜日には、このエリアに市場が開かれます。そのすぐ近くに大聖堂があります。休憩したい場合は、次の漁業地区(ソティレサ通り周辺)に行き、その日獲れたの魚や、定番のイカフライなどを味わうことができます。

サンタンデールのボティンセンター

アルタミラの先史時代を探る午後

アルタミラ洞窟は独特で、その洞窟壁画は世界で最も重要と考えられています。洞窟の保護のために、観光客は本物を忠実に再現した洞窟のレプリカおよびアルタミラ国立博物館・情報案内所を訪れます。新洞窟と博物館は、サンタンデールから約35キロメートル離れたサンティジャーナ・デル・マルの町にあります。1日の終わりには、カンタブリアで最も美しい村の1つとして知られるサンティジャーナ・デル・マルを訪問することができます。お勧めのルートは、マヨール広場とアレナス広場の隣にあるリオ通りとカレラ通りです。

サンティジャーナ参事会教会の回廊とアルタミラ洞窟のバイソン

ネオクエバと国立洞窟壁画美術館への訪問

アルタミラ国立博物館のウェブサイトで事前に入場券を予約し、閉館時間を確認しておいてください(5月から10月までは午後8時、それ以外の月は午後6時、毎週日曜日と祝日は午後3時に閉館)。アルタミラの洞窟の見学: 厳格な入場管理体制のもと、一般の方の見学はきつく制限されています。現在、待機リストへの新たな予約は停止されています。洞窟を見学できるのは1週間に5人のみ(年間260人)となっており、しかも数年前に予約を済ませた人が対象です。

カンタブリアでのその他のプラン

海辺の町。ラレド、サントーニャ、サン・ビセンテ・デ・ラ・バルケラ(約100 kmのルート)などの漁村では海を感じることができます。コミージャスのモダニズム。コミージャスの近代的な村に立ち寄り、ガウディのエル・カプリチョ・やソブレジャーノ宮殿を訪れてみましょう。サンタンデールから約50キロメートルの距離にあります。自然に囲まれるプラン。ピコス・デ・エウロパ国立公園でフエンテ・デのケーブルカーに乗ったり、子供連れならカバルセノ公園でクマやオオヤマネコなどの動物を見たりなど、特別な自然環境で1日をお過ごしください 。

コミージャスにあるガウディのエル・カプリチョ

4日目。アストゥリアスのピコス・デ・エウロパ国立公園

ピコス・デ・エウロパ国立公園の面積は7万ヘクタールで、アストゥリアス、カンタブリア、カスティージャ・イ・レオンの各州にまたがっています。このルートでは、最も人気のあるエリアのひとつを訪れることをおすすめします。そのエリアとは、自治体カンガス・デ・オニスの近くにあるコバドンガ湖群のことです。

距離:130Km 移動: 車で / 期間: 約1時間半

ピコス・デ・エウロパのエルシナ湖

コバドンガ湖群

4日目は、グリーン・スペインの主な特徴である「あるもの」を楽しむ日です。その「あるもの」とは「自然」を指します。美しい自然に囲まれたこの地域で、少しの間散歩に出かけましょう。車を利用すれば、次の二大目的地まで簡単にたどり着くことができます。コバドンガの聖地とコバドンガ湖群 (エノール湖およびラ・エルシナ湖)です。カンガス・デ・オニスから出ているバスサービスの利用も可能です。夏季と聖週間の前後の数週間は、自家用車でのアクセスは通常制限されます。時間があれば、すぐ近くにある公園の展望台にも立ち寄ってみてください。カンガス・デ・オニスから20 km未満に位置し、素晴らしい景色を望むことができるフィト展望台です。

コバドンガのエノール湖

ロス・ピコス・デ・エウロパ国立公園のカレス・ルート

おそらくこの国立公園で一番人気のあるルートでしょう。約22キロメートルの、峡谷を横断する壮観なルートです。ポンセボス(アストゥリアス)からカイン(レオン)まで続くこのルートは、6時間強で歩ききることができます。

レオンに向かうプエルト・サン・イシドロ

アストゥリアスでのその他のプラン

海辺の町。アストゥリアスの漁村。1日かけてたどる約175キロメートルのルートでは、ジャネス、リバデセージャ、クディジェロ、ルアルカを訪れることができます。アビレスを訪問。アストゥリアスで最も保存状態の良い旧市街の1つと、ニーマイヤーセンターの前衛的な建築物が、アビレスの復旧を象徴しています。アビレスはヒホンから約30キロに位置しています。クエボナクエバス村の町への唯一のアクセスルートである、大きな自然の空洞クエボナをぜひ訪れてください。

アビレスのスペイン広場

5日目。オビエドとヒホン

この日はアストゥリアス州の二つの主要都市を訪れ、その史跡遺産と街の雰囲気を堪能しましょう。オビエドヒホンこそがその主要都市です。

距離:100Km 移動: 車で / 期間: 1時間

夜のオビエド大聖堂

オビエドとロマネスク以前のアストゥリアス

オビエドに早めに到着した場合は、フォンタン広場と市庁舎広場を通り、フォンカラダの噴水(9世紀のもので世界遺産に登録されています)とカンポアモール劇場(名誉あるアストゥリアス皇太子賞の授与本部)のファサードを見ることができます。エネルギー補充をするために、中心部にある伝統菓子店に立ち寄り、カルバヨンやモスコビタなどの人気のお菓子を試してみてください。ユネスコによって世界遺産に指定されている大聖堂カマラ・サンタは必見です。市の中心部から半径5キロメートル以内に、アストゥリアスの前ロマネスク芸術の傑出した例がいくつかあります。サン・ミゲル・デ・リジョ教会とサンタ・マリア・デル・ナランコ教会です。さらに、街の魅力的な全景を楽しむことができます。たとえば、フェリペ皇太子のコングレスホールオーディトリアムなどが見えます。

サンタ・マリア・デル・ナランコ

ヒホンで過ごす午後

ヒホンでの滞在時間は短いので、シマデビージャ地区に直接行きましょう。ここは昔の漁業地区で、小さな通りの間に素敵な広場があります。マヨール広場、市庁舎、そしてマリーナの前にあるレビジャヒヘド宮殿まで歩いていきます。このエリアには、アストゥリアスの定番料理を味わえるシドレリアやレストランがたくさんあります。湾の美しい写真を撮りたいなら、次目的地エロヒロ・デル・オリソンテ(サンタ・カタリナ丘)に登りましょう。また、夕日を楽しむのにぴったりの場所です。ヒホンへの訪問では、持ち時間に応じて、サン・ロレンソの海岸沿いを散歩したり、古代ローマ浴場サン・ペドロ教会、そして「文化都市ラボラル」を訪れたりすることができます。ラボラルは、技術革新により完全改装された壮大な古典主義の建物に、芸術的創作と展示会場を組み合わせた、文化的複合施設です。

ヒホンのサン・ペドロ教会

6日目。ガリシアのリベイラ・サクラ

自然豊かなリベイラ・サクラには、壮観な景色と印象的な渓谷があり、ヨーロッパ有数のロマネスク様式の宗教建築物群があります。

距離:300Km 移動: 車で / 期間: 約3時間

ガリシアのリベイラ・サクラにあるカベソナス展望台

修道院、自然、断崖の土地

モンフォルテ・デ・レモスは、リベイラ・サクラの主要自治体です。修道院の中では、サン・ペドロ・デ・ロカス(岩で発掘されたもの)、サン・エステバン・デ・リバス・デ・シル(完全に修復され、国営観光ホテルに統合されています)、およびサンタ・クリスティーナ・デ・リバス・デ・シルの修道院を訪れることをお勧めします。これらの修道院はシル川に近接しているため、バルコン・デ・マドリードやアマンディ展望台などの高台から景色を楽しむことができます。お勧めのルートは、モンフォルテ・デ・レモス→アマンディ展望台→バルコン・デ・マドリード→サンタ・クリスティーナ・デ・リバス・デ・シル修道院→サント・エステボ・デ・リバス・デ・シル修道院とサン・ペドロ・デ・ロカス修道院です。約100キロのルートです。この地域はワインでも有名で、訪れることができるワイナリーが数多くあります。リベイラ・サクラでは、双胴船(シル川およびミニョ川)や気球に乗ることもできます。

サント・エステボ・リベラ・サクラ

リベイラ・サクラの近くで楽しめるガリシアでのその他のプラン

オウレンセ温泉。オウレンセを訪れ、有名な温泉をお楽しみください。最も人気のあるのは、歴史的中心部にあるアル・ブルガスです。ルーゴの古代ローマの城壁。ルゴにある古代ローマの城壁はユネスコの世界遺産に登録されています。ルーゴは、モオンフォルテ・デ・レモスから約60キロメートルの距離に位置しています。

ルゴの城壁

7日目。ガリシアのサンティアゴ・デ・コンポステーラ

サンティアゴ・デ・コンポステーラはサンティアゴ巡礼の道の目標到着地点であり、大聖堂はこの街の最重要モニュメントです。 

距離:120Km 移動: 車で

夜のサンティアゴ大聖堂

午前歴史的中心部と大聖堂を訪問

まずは、大聖堂と世界遺産に登録されている旧市街を囲む広場を散策して、街の雰囲気を楽しむことができます。観光スポットとしては、オブラドイロ広場、インマクラーダ広場、プラテリアス広場、ノヴァ通りとド・ビラール通りがあります。その後、大聖堂の中に入ってみましょう。大聖堂を訪問した後は、フランコ通りを散歩し、数多くあるレストランの一つに行き、ポルボ・ア・フェイラ(タコのガリシア風)、エンパナーダ、ラコン、ガリシアのおいしい海鮮料理などお楽しみください。

サンティアゴ・デ・コンポステーラのフランコ通り

景色を眺めながらのんびり過ごす午後

街には美しい景色が望めるいくつかの展望台があります。例えば、サン・ドミンゴス・デ・ボナバル公園アラメダ公園です。サン・ドミンゴス・デ・ボナバル公園では、そこでしか見れない景色をぜひ写真に収めてください。さらに、ガリシア人博物館ガリシア現代美術センターもあります。アラメダ公園からは、サンティアゴ・デ・コンポステーラで最も美しいとされている夕暮れの風景の1つを楽しむことができます。

サンティアゴ・デ・コンポステーラの近くで楽しめるガリシアでのその他のプラン

シエス諸島古代ローマ人によって「神の島」と見なされていた、 大西洋諸島国立公園を訪れてみてください。夏季は定期船便サービスが利用できます。その他の時期は、旅行前にご確認ください。また、乗船券を取得する際に事前に許可を得る必要があります。リアス・バイシャス海岸沿いを行くツアーでリアス・バイシャスを通るルートを進み、ムロス(ガリシア特有の小さな漁村)、カンバドス(この地域で人気のアルバリーニョ白ワインの生産地)、オ・グローブ(ア・ランサダ海岸や、コンダ・エドラなどの展望台があります)、またはコンバーロ(ガリシアの伝統的な穀倉がある唯一の場所)などの小さな村へ立ち寄ってみてください。ヘラクレスの塔.現在も使用されている古代ローマの灯台を覗いてみましょう。ヘラクレスの塔はア・コルーニャ(サンティアゴ・デ・コンポステーラから75 km)にあり、世界遺産に指定されています。灯台ルート。世界の果てからガリシアの灯台を抜け、カテドラレス海岸まで続くルート。フィステーラ岬は、古代ローマ人によって世界の終わりと見なされていました。この岬はサンティアゴ・デ・コンポステーラから約85キロメートルの距離に位置しています。灯台のある景色は素晴らしく、ここを出発点に灯台のルートの一部を北に向かって進み、コスタ・ダ・モルテを通ると、有名なア・カテドライス海岸(リバデオ)に到達します。このルートには、ムシア、ラクセ、プンタ・カンデライラ、プンタ・ロンカドイラ灯台があります。所要時間は、車で6時間半ほどです。

シエス諸島国立公園

アドバイスとおすすめ

トランスカンタブリコ号- このエリアを走る観光列車で旅行するという選択肢もあります。列車トランカンタブリコ号は、サン・セバスティアン(バスク州)とサンティアゴ・デ・コンポステーラ(ガリシア州)間を走ります。 バスク地方の交通機関- ビルバオ空港は市内からわずか10キロメートルの距離にあり、定期空港バスが運行しています。- また、ビルバオ港は英国とフェリーで直結しています。- ビルバオとドノスティア=サン・セバスティアンの街は、高速道路AP-8を介して行き来することができます。さらに定期的なバスサービスもあります。また、列車エウスコトレンの通勤電車のE-1路線を利用すると、約155分で両都市間を移動することができます。 カンタブリアの交通機関- サンタンデール空港は市内中心部から10 km以内にあり、港からは英国への直行便が出ています。- 車では、ビルバオおよびサン・セバスティアンからサンタンデールまで高速道路A-8経由で行くことができます。ビルバオのコンコルディア駅からサンタンデール行きの列車も定期的に出ており、所要時間は約3時間です。ビルバオからバスで行く場合は約1時間半です。- サンタンデールからは、高速道路A-67を通ってサンティジャーナ・デル・マールまで車でアクセスできます。定期運営されるバスサービスの利用も可能です。最寄りの鉄道駅は約10キロ離れたトーレラベガにあります。 アストゥリアスの交通機関- サンティジャーナ・デル・マルからカンガス・デ・オニスまでは、車で自動車道A-8を進んでから出口319で下り、カンガス・デ・オニスに向かう地方道路を走るのがおすすめです。バス利用の際は乗り換えを何度もする必要があり、6時間近くかかることもあります。- オビエドまでは、カンガス・デ・オニスから道路N-634かA-8を利用して車でアクセスできます。バスでの移動は、1時間15分強です。- ヒホンまでは、オビエドから高速道路A-66およびA-8を通って約30分で到着できます。直行バスおよび電車も出ており、約30分で着きます。 ガリシアの交通機関- 自動車道A-8とそれに続くA-6は、アストゥリアス州とガリシア州リベイラ・サクラをつないでいます。- サンティアゴ・デ・コンポステーラには、中心部から約14キロメートルのところに国際空港があります。- サンティアゴ・デ・コンポステーラへは、高速道路AP-53経由で車で約1時間45分でアクセスできます。また、モンフォルテ・デ・レモスからは電車も出ています。

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