1週間目:グラン・カナリア島、フエルテベントゥーラ島、ランサローテ島、ラ・グラシオーサ島
グラン・カナリア島
グラン・カナリア島はミニチュア大陸と呼ばれていることから、どんな島か想像していただけるでしょう。島で一番大きい街は、カナリア諸島東部の中心都市でもあるラス・パルマス・デ・グラン・カナリアです。
ここでのマストビジットは、ベゲタの歴史地区とショッピングストリートのトリアナ通りです。散策のほか、家族連れでにぎわうラス・カンテラスビーチでの海水浴や、様々なアミューズメントも楽しめます。 島内周遊:グラン・カナリア島で人気があるのは島内一周です。その理由は?約250キロメートルの範囲内で、アルカスのサン・ファン・バウティスタ教会やアガエテの港を訪れ、バルコン・デ・ラ・アルデアのバルコニーから素晴らしい景色を眺め、ポストカードの写真のような港をモガンで発見し、アルギネグイン、パタラバカ、プエルトリコ、アマドーレスといった観光客でにぎわうビーチやその他の小さな入り江、そしてテルデの歴史的中心部を散策することができます。 グラン・カナリア島でひときわ目立つビーチがあるとすれば、それは砂丘が海まで広がるマスパロマスです。隣のイングレスビーチまで水際を散歩してみてください。 島の内陸部で訪れたいのはテヘダとテロルの村です。自然がお好きで、時間に余裕がある方には、ポソ・デ・ラス・ニエベスの展望台(Mirador del Pozo de las Nieves)、ヌブロ・ルーラル公園(Parque Rural del Nublo)、ラス・ニニャス・ダム(Presa de las Niñas)、バンダマのカルデラ(Caldera de Bandama)もおすすめです。 南は通常気温が高くビーチ多いということを考慮に入れて、島への訪問を計画しましょう。一方、内陸部に行くにしたがって気温が下がりますので、グラン・カナリア島の旅行計画には、この点を頭に入れておきましょう。
フエルテベントゥーラ島
海岸線が150㎞以上もあるくつろぎの楽園。波を求めるサーファーの夢。子供たちが喜ぶ砂とレジャーの広大な公園。
そのすべてがフエルテベントゥーラ島です。エメラルドグリーンの海と白い砂浜の自然海岸を有し、生物保護区の指定を受ける島。数日間の滞在で絶対におさえておきたいポイントをご紹介します。 カナリアスビーチ:フエルテベントゥーラ島では、日中はビーチで過ごして、ウォーターアクティビティや、海の幸、子ヤギ、特産チーズなどの料理をお楽しみください。夕暮れ時には、コラレッホ、モロハブレ、コスタ・カルマ、カレタ・デ・フステなどの場所で散歩や食事をするのが良いでしょう。 海で泳ぐのはもちろんです。南部にある広大なソタベント(Sotavento)、コフェテ(Cofete)、モロハブレ、コスタ・カルマ 、北部のエル・コティージョ(El Cotillo)にあるラ・コンチャ(La Concha)やグランデス・プラヤス・デ・コラレッホ(Grandes Playas de Corralejo)がおすすめです。グランデス・プラヤス・デ・コラレッホは、コラレッホ砂丘自然公園の海岸部にあたります。まだ試したことがない方は、この広大な砂丘でころがって楽しんでみてください。 このほかの見どころとしては、ベタンクリア近くにある、ペニタス(Peñitas) と モロ・ベロサ(Morro Velosa) の展望台があります。展望台からの素晴らしい眺望をお楽しみください。 時間に余裕がある方には、コラレッホ港から出ているロボス島(Islote de Lobos)行きの遊覧船、シュノーケリング、砂漠の動物相がわかるオアシスパークもおすすめです。
ランサロテ島
島での滞在が2日限りの場合、絶対に外すことのできないアクティビティをご紹介します。
島でこれだけはぜひおさえてほしいこと。例えば、ランサロテ特有のブドウ畑の景観が広がるラ・ヘリア(La Geria)と地元の白ワイン。ラクダに乗って散策(ティマンファヤ国立公園にあります)。チャルコ・デ・ロス・クリオス(緑の水たまり)観光。パパガヨビーチやラス・クチャラスビーチで海水浴。ラス・コンチャスビーチ、ファマラのヌーディストビーチもおすすめですが、アクセスに時間を要します。 火山のマジック:そう、ランサローテ島にはマジックが存在します。この島の自然に出会うとそう思えます。自然が豊かなランサローテ島は、ユネスコの生物圏保護区に指定されています。しかも、芸術・文化・観光センターが整備されているので、この島の重要な観光スポットについて簡単に詳しく知ることができます。ティマンファヤ国立公園(モンターニャス・デ・フエゴ)、クエバ・デ・ロス・ベルデス、サボテン園、ハメロス・デ・アグア、ミラドール・デル・リオ、カスティージョ・デ・サンホセ現代美術館は必見です。滞在時間が短い場合は、このうち最初の4ヶ所のみをカバーしているチケットがよいでしょう。 このほか、エル・ゴルフォ(El Golfo)の漁村、1000本のパームツリーの谷と呼ばれるアリーア、ヤイサと白い家々が連なる静かな街並み、活気のあるカルメンの港、ショッピングができるカレロの港(Puerto Calero)も魅力的です。
ラ・グラシオーサ島
黄金の砂浜が広がる美しいビーチで休息し、自然と静けさを堪能できる島です。
ラ・グラシオーサ島はランサロテ島の目の前に位置する小さな島で、ランサロテ島のオルソラ港からフェリーで30分で到着します。自転車やビーチをいくつか訪れる海洋遊覧を利用するのが島を巡るお勧めの方法です。