1日目:アルカラ・デ・エナーレス
アルカラ・デ・エナーレス以外にこのルートの出発点はないでしょう。その理由は?マドリード州にあるこの地がミゲル・デ・セルバンテスの生誕の地、つまりすべてが始まった場所であるからです。また、大学や旧市街はユネスコの世界遺産にも登録されています。
距離:30Km 移動: 列車で / 期間: 41分間
まずはマヨール通りからスタートし、美しい セルバンテス広場(興味深い コラル・デ・コメディアスを訪れ)へと進み、そこから有名な ウニベルシダッドまで行きましょう。そして本日のハイライト、作家が誕生し、幼少期を過ごしたと言われる家を再構築した セルバンテス生家博物館を訪れましょう。 当時の様式を残すこの家では、台所、食堂、女性用応接間そして外科医の診療室(セルバンテスの父親の職業でした)などが見学でき、まるで16~17世紀にタイムスリップしたような気分になることでしょう。また、このセンターが企画するワークショップや催しのどれかに参加できるかもしれません。そういえば、入口にある 2 つの像、ドン・キホーテとお付きのサンチョ・パンサはこの旅物語の主人公となります。主人公たちとセルフィーなんていかがでしょうか? このような特別な見学会のあとは、壮大な大聖堂といったアルカラのモニュメントを楽しんだり、飲み物を注文すると伝統的な絶品(飲み物の料金に含まれます)が付いてくるタパス巡りで力をつけたりすることができます。その後は、アルカラで一泊するか、30キロほど離れたマドリードの街まで行くこともできます。