トゥデラ

城跡に建てられ、サグラド・コラソンのモニュメントで知られる記念碑のような町です。歴史地区にはアラブ人が住んでいた時代やユダヤ教徒の時代、キリスト教徒の時代の雰囲気が今も漂います。

建築群の中でも大聖堂が有名で、その内部はシトー会の様式を保ち、ロマネスク調の回廊、15世紀の巨大な祭壇画があります。また、ゴシック調やルネッサンス、バロック調の祭壇画が飾られた数々の礼拝堂、ビルヘン・ブランカのロマネスク調の銅像、サンタ・アナのゴシック、美しいルネッサンス調の聖歌隊席も一見の価値があります。その他にも、ロマネスク調のマグダレーナ教会があり、美しいファサードがあります。バロック様式のサン・ホルヘ教会には古い回廊と修道院があり、サン・ニコラス教会ではロマネスク時代の建築を見ることができ、マグダレーナ教会の様式を彷彿させます。貴族邸や大邸宅の中には、ルネッサンス様式のマルケス・デ・サン・アドリアン宮殿があり、見事な軒と階段が見ものです。また、バロック様式のマルケス・デ・ウアルテ宮殿も一見の価値があります。カサ・デ・クルトゥーラ・カステル・ルイスがあるメルカダル広場やビエハ広場、17世紀に作られ、カサ・デル・レロがあるロス・フエロス広場といった広場の数々もお忘れなく。