Toledo
テンプレはトレドの町から60キロメートルほどに位置します。典型的なラ・マンチャのこの村は他に類をみないマヨール広場により重要文化財に登録されています。
マヨール広場はカスティーリャ建築の中でも稀に見る設計で、昔の野外劇場の構造を今に残しています。四角い広場には花崗石の柱を持った柱廊が北側、南側、東側にあります。その上には木の柱で支えられた2階分の回廊があり、手すり部分はサン・フアンの十字架で飾られています。ファサードは漆喰塗です。広場は闘牛や祭りの舞台となることを想定して作られており、独特な回廊が生まれ、その他にも権威者のための大きな塔が作られました。柱廊の下には多くの店舗が入っており、ゆっくりと食事を楽しんだり、軽い食事もできます。また、17世紀に建てられたバロック様式の市役所も見ものです。テンブレケには、通路越しにマヨール広場につながるオルデン広場や18世紀に作られたバロック調のトーレス邸があり、郊外にあるカサ・デ・ポスタス(駅舎)等が、マヨール広場の他のおすすめの場所です。町から約15キロメートルのところにはクリスト・デル・バジェ礼拝堂があり、5月と9月の年2回、大衆巡礼が行われます。
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