サラウツ

ギプスコアにあるこの町には歴史地区と隣接した素晴らしいビーチがあります。この地のグルメはバスク地方の中でも特に有名です。

昔はクジラ漁の漁師が集まったこの場所は、19世紀以降、観光の重要な拠点となりました。県内で最も長く美しいビーチには、カンタブリア海に面した海浜散歩道が整備され、数々の前衛的な彫刻が飾られています。また、ここに押し寄せる波のおかげで、サラウツはサーフィンの楽園となっています。市内に入ると、ゴシック調のルセア塔や中世のサンタ・マリア王立教会、ルネッサンス様式のナロス宮殿が現れ、訪れた人々を驚かせます。また、町を巡るルートの最後はカンタブリア海の波打ち際に建てられた貴族邸の数々やポルトゥ宮殿（16世紀）がおすすめです。文化面ではバスク写真美術館とサラウツ歴史芸術博物館が有名です。最後は「ピンチョス」（カナッペ）と新鮮な魚の煮込み料理ををお忘れなく。もちろん食事にはチャコリ・デ・ゲタリア－ゲタリアコ・チャコリナの原産地呼称を持つワインが最適です。