サビオテ城(アンダルシア州ハエン)

サビオテ

Jaén

近くにある町、ウベダやバエサと同じようにルネッサンス様式の遺産が特徴的です。町の歴史地区は重要文化財に指定されています。

サビオテはハエン市から66キロメートルの場所に位置し、穀物やオリーブ農園に囲まれている場所です。居住区としての歴史は長く、青銅器時代からフェキニア人が住んでいたとされています。とても大きな城壁に囲まれたサビオテ城は、16世紀にハエンに建てられた主な要塞の1つと考えられています。その塔や胸壁が特徴的で、この地方で必見の建物ともいえるでしょう。またプラテレスク様式で紋章のある門は、特に際立つ美しさを放っています。城壁に囲まれた所には、町への古い入口である門も保存されており、チリゴテの門やペロテロ、サン・バルトローメやグラナダの門などが代表的なものです。歴史地区を歩いてみれば、ルネッサンス様式のファサードやプラテレスク様式の装飾が施された、数多くの高貴な家々や建造物を見ることができるでしょう。またサン・ペドロ教会やサンタ・マリア教会、跣足カルメル会修道院などを訪れるのもいいでしょう。