ロウレンサーのサン・サルバドール・デ・ビジャヌエバ修道院(ガリシア州ルゴ)

ロウレンサー

Lugo

ロウレンサーにはカソルガの雰囲気を堪能できる風景だけでなく、川や小川で釣りをしたり、歴史モニュメントを訪れる事もでき、たくさんの魅力がある都市です。

ビラノバ・デ・ロウレンサーは、ルゴ地方の北部にある美しい渓谷に位置し、マリーニャ中央地域に統合されました。またサンティアゴ巡礼の沿岸道ともなっています。ロウレンサーは歴史のある町で、969年にオソリオ・グティエレス伯爵(「サント伯爵」)により設立された、ベネディクト修道院によるおもてなしと勤勉さが特徴の町です。話によると、ロウレンサーという町の名前は、伯爵の子供であるロウレンソとアナから来ているそうです。現在の修道院の建物はバロック様式の美しい建築物で、1732年に教会が建てられました。正面玄関はサンティアゴ大聖堂のオブラドイロ広場の試作を兼ねていました。バルデフローレス礼拝堂(18世紀)には、10世紀にオソリオ伯爵がアキテーヌから永遠の安息のために持ち込んだ初期キリスト教の大理石の石棺(6世紀)があります。ロウレンサーのバロック様式は、ヌエストラ・セニョーラ・デ・バルダネラの礼拝堂と美しい修道院の祭壇画の遺産によって豊かにされています。新古典派時代からは、主要な祭壇画の厳粛な建築とフェレイロによって刻まれた絵があります。また宗教芸術美術館も町の文化的発展に貢献しています。