レウスはガウディの出生地であるとともに、カタルーニャ州でも特に文化イベントが盛んな町ですが、同時に、その歴史地区をゆっくり見て回ったりショッピングを楽しんだりするために旅行者が必ず立ち寄るべき十字路でもあります。
街歩きは、美しいフォルトゥニー劇場のあるプリム広場から始まります。ムンテロルス通りを下ってマルカダル広場に出ると、そこに、ドメネク・イ・ムンタネーが手がけたモダニズム建築の至宝、カサ・ナバスが現れます。その内部には、当時の家具、格天井、ランプなどがそのままの姿で保存されています。ガウディセンターもここに建っています。マルカダルからマジョール通りに沿って進むと「文芸センター」に到着します。この庶民的な文芸協会の施設には貴重な図書館があり、興味深い芸術作品が収蔵されています。サン・ペーラ広場でひときわ目を引くのが16世紀ゴシック様式の教会です。その八角形の鐘楼からはコスタ・ダウラダ全域を眺めることができます。レウスの博物館としては、サルバドール・ビラセカ考古学博物館やマリア・フォルトゥニーの絵画や描画、ジュアン・レブイの彫刻を楽しめる、地方歴史博物館などがあります。ガウディに興味がある方は、レウスを走るルートに沿ってガウディの生家や彼が洗礼を受けた教会を訪れ、最後にガウディセンターを見学する、という選択肢があります。同センターでは、1,200平方メートルの展示スペースを使ってガウディの作品が紹介されています。レウスには、ほかにも興味深いコースが二つ用意されています。ひとつは「モデルニスモのルート」(散歩しながら、象徴的な「ペラ・マタ研究所」といったモデルニスモ様式の建物を80棟ほど観賞できます)、もうひとつは「ベルモットのルート」です。コスタ・ダウラダ一帯とテラス・ダ・レブラ地域で、ガウディ、ミロ、ピカソなどの芸術家に関する情報を掘り下げるには、「天才たちの風景ルート」をたどるのがおすすめです。
訪れるべき場所
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