エスパダン山脈の丘陵地帯にオンダがあります。オンダには重要な史跡遺産があり、また古くから陶磁器の制作を行っている、カステジョン内陸の歴史的な町として知られています。
イベロ族の時代(紀元前5~1年)から居住されていた地区であり、中世にそのピークの時代を迎えました。アラビアが支配していた時代(10~13世紀)からの痕跡も残っており、歴史的芸術総体と重要文化財に指定されています。
300の塔がある城の周りには中心街があり、そこでは場所を移されたアルムディン広場やサン・ペラの門を見ることができます。また13世紀にテンプル騎士団によって設立された、サングレ教会や数多く点在する礼拝堂などを訪れてもいいでしょう。エル・カルメン自然科学博物館、また陶磁器制作の長い歴史を知る事が出来る、バレンシア陶磁器博物館も必見です。