ブルゴスのメディーナ・デ・ポマールのパノラマ(カスティーリャ・イ・レオン州)

メディーナ・デ・ポマール

Burgos

ブルゴス地方のラス・メリンダデスとして知られる地域にこの歴史ある都市は位置し、ブルゴス市からは85キロメートルの距離にあります。カルロス5世のルートが通る町であり、その歴史地区は重要文化財に指定されています。中世の名残として教会や宮殿、様々なモニュメント的建造物が散在しています。

昔、メディーナ・デ・ポマールは二重の壁で守られており、現在でも14世紀に建てられた内側の壁が現存しています。昔、町の入口として機能していた5つの門のうち、ユダヤ人の門とカデナ門を見ることができます。壁の近くには、12~15世紀に建造されたサンタ・クルス教会があります。狭間壁のある塔はロス・ベラスコのアルカサルです。この14世紀の宮殿と城の機能を兼ね備えた建物は、メリンダデス美術館の一部となっています。その美術館では、文書や手記、考古学的遺跡やその他物品を通し、町の歴史や地方の様子を知ることができます。同じ世紀のものとしてはサンタ・クララ修道院があり、ゴシックやルネッサンス、バロック様式等、様々な建築様式を兼ね備えた建造物となっています。また同美術館では、グレゴリオ・フェルナンデスによるクリスト・ヤセンテを始めとする、他芸術作品も楽しむことができます。他の見どころとしては、サン・ペドロ修道院、以前はサンタ・マリア・デ・サルシナルと呼ばれていたロサリオ教会など、まだまだたくさんあります。 

またチョペラとビジャコボスの周辺には、自転車に乗ったりピクニックをしたり、日光浴を楽しめるような自然環境もあります。屋外スポーツが好きな方は、メディーナ・デ・ポマール周辺の自然エリアや森を満喫できるハイキングルートを楽しむのもいいでしょう。