コミージャス

サンタンデールから50キロ離れたところにあるのが、歴史・芸術遺産に指定されているコミージャスです。石畳の通りや広場には、旧家をはじめ、モダニズムの雰囲気を醸し出す塔や建築物が建ち並んでいます。

その中でも傑出している建物がアントニ・ガウディによる「エル・カプリチョ」で、特徴的なポルチコがあり、壁には陶器の装飾が施されています。また、ネオゴシック様式のソブレリャーノ宮殿と、町の主役ともいえるポンティフィシア大学も代表的な建造物です。コミージャスには、マリンスポーツに最適な細かい砂の浜辺があります。海岸の隣にはオヤンブレ自然公園があり、砂丘、崖、湿地、河口などを抱える広い海岸線が広がっている上、野鳥観察の重要スポットとしても知られています。町を横切る小道に沿って徒歩で散策することをお勧めします。