カステジョーテ(アラゴン州テルエル)のセルビエタス修道士修道院跡

カステジョーテ

Teruel

マエストラスゴの厳しい地域では、グアダロペ川の谷間に急降下する崖の上に、古都カステジョーテの細長いシルエットがそびえ立っています。町の歴史地区は重要文化財に指定されています。

中世の雰囲気が漂うカステジョーテは、現在ではマエストラスゴで最も魅力的な観光地の一つとなっています。テンプル騎士団の城跡が、町の中心部を見下ろしています。狭くて凹凸のある通りには、屋根やバルコニーの上に装飾の施された軒先や、ゴシック彫刻のある噴水など、豊かな大衆建築が見られます。中でも目を引くのは、バラ窓の出入り口が美しいサン・ミゲル教会(レバント・ゴシック様式)や、尖ったアーチが特徴的な伝統的なゴシック様式の市場が広がる市庁舎です。他にも、ロマネスク様式の聖母アグアの礼拝堂(12世紀)、神殿の司令官たちの塔や古い牢獄、原始的な壁の囲いにある門、ドン・ホセ、ゴルディアーノ、プラナスの宮殿などがあります。