Málaga
ロンダ山地、コスタ・デル・ソル、カンポ・デ・ヒブラルタルにまたがる丘陵地帯に位置するカサーレスは、マラガ県有数の美しい村であり、そのため1978年には歴史芸術的総体に指定されたほどです。
カサーレスの起源はローマ時代までさかのぼります。ユリウス・カエサルが、ラ・エディオンダ浴場の湯に身を沈めた際に健康が回復したため、そのことへの感謝の印としてこの町の建設を命じたのです。ただし、現在の中心街はイスラム時代に形成されたものです。町のモニュメントの中では、イスラムの城の遺構、17世紀に建てられたヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・エンカルナシオン教会、16世紀に建てられたサンタ・カタリーナ修道院、バジェステロス洞窟、ラ・エディオンダ洞窟、ラ・シマ・デ・ロス・ウエソスが特筆に値します。