カンバードスにあるサン・サドゥルニーニョ塔の遺跡(ガリシア州ポンテベドラ)

カンバードス

Pontevedra

アロウサの深い入り江の真ん中に位置するカンバードスは、世界有数の白ワインであるアルバリーニョの都といわれています。歴史地区は重要文化財に指定されており、そこにはガリシア地方屈指の貴族の館の集まりが残されています。

カンバードスを堪能するには徒歩で回るのが一番です。「非常に格式高い町」の称号を持っているとおり、その風格は史跡遺産から感じ取ることができます。その例が、16世紀のサンタ・マリーニャ遺跡や、フィゲロア邸と16世紀建立のサン・ビエイト教会に挟まれているフェフィニャンス広場です。

重要な貴族の館としてはほかにも、モンテサクロ邸および現在は国定パラドールになっているバサン邸があります。また、中世に建てられ17世紀に改修されたマセーダ伯爵宮殿や、チャリーニョ=ソトマヨール宮殿も同様に重要です。カンバードスの風景は穏やかで、その特徴ともいえる背の高いブドウ棚では、アルバリーニョ種やエスパデイロ種のブドウが栽培されています。国内観光財に指定されている祭りといえばアルバリーニョ祭りです。民俗芸能のイベントが数多く開催される中、リアス・バイシャスの原産地呼称をもち、当然の帰結として世界的な名声を手に入れたこのワインをテイスティングすることができます。

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展覧会、フェスティバル、スポーツ...


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